先日、高田馬場の「もくれんげ」という古民家でアンティーク着物を見た▼のですが、どうも私の感性に合ったぴったりとくるものがなくて、目の保養をさせてもらっただけで買い物は諦めて、ランチをすることにしました。
着物仲間のUさんといっしょに、おしゃべりをしながらゆっくり食事をしていたら、午後の2時半になってしまいました。
それでも、二人ともこのまま手ぶらで引き下がるのはなんとなく勿体ない気がしました。
そこでまずはUさんのご案内で原宿にある「壱の蔵」▼に行ってみることにしました。
このお店は着物雑誌等ではよく目にするところですが、原宿の竹下通りの裏のかなり分かりにくい場所にありました。
品のよさそうな着物や帯がきれいに置いてありましたが、うーむ、私のお財布ではちょっとね、というお値段のものが多かったですね。
それで今度は私が前に一度だけ行ったことのある「ギャラリー川野」▼というお店に行ってみることにしました。
私はこの辺りの地図は疎いのですが、Uさんは昔、原宿に住んでいたことがあるというので、裏通りまでよくご存じなので、案内してもらいました。
今回は柔らかものの無地に近い着物を探していたのですが、川野にもあまりぴったりするのがありませんでした。
そこでお店から離れようとしたら、シルバーの紬が眼に止まってしまいました。手に取って見ると、サイズもぴったり。お値段もお財布に優しい着物でした。
無地っぽいので、どんな帯でも合わせることができそうです。
というので、ぱっと買ってしまいました。
いつも、予定と違ってしまうのですよね。
私は気に入ったモノがあって一安心したのですが、Uさんはまだ獲物がありません。
それで今度は原宿の表通りにある「オリエンタル・バザール」▼まで足を伸ばしてみました。ここは外国人向けのお土産にちょうどよい品が揃っているところです。
お店に入ってすぐのところにマネキンが立っていました。ベージュ色の紬に朱色の帯を締めていました。
Uさんはそのマネキンの帯が気にってしまい、私はその帯の上にあったグレイの帯締めが気に入ってしまいました。
それでお店の人に頼んで、マネキンから帯を解いてもらい、買うことができました。
気に入ったものだと、どうしても欲しくなるのですよね。
今回の着物探しですが、私一人で出かけたとしたら、多分、高田馬場に行っただけで諦めて帰ってしまったのだと思うのです。でも着物仲間がいたおかげで、原宿まで遠征して気に入ったものを得ることができました。
今度は、お互いの収穫物を着てお出かけできるといいですね。
(今回の写真はFUZZYさんから拝借しました。)
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