今年の春に千鳥が淵のギャラリー「一冊」で出会った、「源氏物語~色綴り~」▼ですが、その色の素晴らしさがずーっと忘れられないでいました。
ある日、「ふくい南青山291」というところからお知らせが届いたのです。
南青山に知り合いはいないし、何だろうと思って封筒を開けてみると、中からきれいな色のチラシがでてきました。
そう、あの「源氏物語~色綴り~」の染色家・玉村咏さんの展示会のお知らせだったのです。
「ふくい南青山291」は福井県のアンテナショップのようでしたが、どうして私の住所が分かったのかしらと思いました。千鳥が淵のギャラリーで奉加帳に名前を書いていたので、そのご縁でお知らせがきたのでしょうね。
またあの源氏物語の色の世界に会えるのは嬉しいので、着物仲間のUさんをお誘いして一緒に南青山まで行ってきました。
「ふくい南青山291」は、地下鉄の表参道の駅を降りて、「骨董通り」という道を少し中に入ったところにありました。
このあたりは私にはあまりなじみのないところなのですが、表通りを一歩中に入ると個性的なお店がたくさんあるのですね。Uさんに案内してもらってよかったわ。
そしてその一角に「ふくい南青山291」がありました。
すごくお洒落。
福井県というとなんとなく北陸の暗いイメージ(すいません)があったのですが、明るい建物でした。
1階は福井県の名産品などを売っているのですが、2階で染色家・玉村咏さんの展示会▼がありました。
玉村さんは福井県ご出身ということで、こちらのアンテナショップで展示会をされたのです。
この日の装い。
もう10月なので、いくらなんでも夏の着物ではまずいと思って、単衣にしたのですが、それでも暑かったわ。
抹茶ラテ色着物です。
某リサイクル着物屋さんで、若い店員さんから薦められたもの。
帯は立川の五箇谷さんで買ったオレンジ色のゴブラン模様の帯。
染色家の展覧会に行くというので、色合わせはこれでいいのかしらと、ちょっと気になってしまいました。
会場では作家の玉村咏さん、源氏物語研究家の有田祐子さんもいらっしゃって、おふたりからの説明つきでゆっくりと作品を鑑賞することができました。
(この項、続きます)
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