先日、三味線の先生の演奏会に行ってきました。
場所は日本橋三越の中にある三越劇場です。
「新春邦楽舞台始め 女流名家長唄大会」という名前の演奏会でした。
いろんな派の名取さんたちが出演されていました。みなさん、五つ紋の黒の留袖姿でした。
それにしても長唄は1曲が長いんですよね。20分~30分はあります。
ということは1時間聞いていても、2曲くらいしか進みません。
先生の出番までずーっと聞いていようかと思ったのですが、さすがに疲れてきたので、途中抜け出してランチに行きました。
「天香回味(テンシャンフェイウェイ)」▼というお店でした。なんでもネットで一番人気のあるお店なのだとか。
台湾薬膳料理というお店の看板につられて入ってみましたが、薬膳の臭いがすごいこと。
こちらのクロレラ入り麺セットというのをいただきました。
麺は緑色をしていました。一見ワカメ入りのラーメンのようでした。
具はブタの角煮、クコの実、その他いろんな見たことのないきのこがたくさん入っていました。
左は豚ひき肉のそぼろご飯。
他に煮ゆで卵、漬物、あえ物がついていました。
そのあとデパートのセールをチラチラ見たりして時間をつぶして演奏会に戻りましたが、先生の出番はまだまだでした。
ようやく先生の出番。
「吾妻八景」という曲を演奏していました。
この曲はとてもきれいな曲ですが、私にはまだまだ難しそうな曲です。
演奏会は夜まで続くようでしたが、このあたりで失礼しました。
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この日の装い。
濃い青やオレンジの花菱模様の小紋。
こういう模様の着物はあまり好きでないのですが、演奏会などに行くときには、大人しそうなところがいいかな。
自由が丘のたんすやさんでセールをしていて、3000円でした。
でも裏がオレンジなので、それがちょいと気になります。
帯は新橋色(新橋の芸者さんが使っていた色?)に白い椿の塩瀬。
椿の絵の場所を決めるのが難しいですね。
演奏会のお客さんは、さすがに着物姿の方が多かったですね。
きりりとした大島紬にざっくりとしたオシャレな帯、という組合せの方が多いようでした。
おばあさんになってもピンクの羽織を羽織っていたり、その筋のような粋な方もいらっしゃって、お客さんの着物姿を見ているだけでも面白かったですね。
2 件のコメント:
花菱模様の小紋に鮮やかな青地の帯が映えますね。
白椿も季節感バッチリ。位置も決まっていますね。
出演された先生は、あの先生なのかしら。
としちゃんも、将来こういう大舞台に立つのかな。
マサさん、どうもありがとうございます。
椿の帯は今のうちにどんどん締めないと、季節外れになってしまいますね。
そう、あの先生が出演しました。
こういう舞台は名取さんしか出られないので、私には絶対に無理ですよ。
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