そういう立場にいると、いろいろな問題が見えてきたのですが、その一つが、うちのマンションには独居者が多いということ。
未婚独身男性、奥様を亡くした男性、ご主人を亡くした女性など、お一人住まいの方がかなりいらっしゃるのが分かりました。
都会に住んでいれば、近所同士の付き合いを求める人も多くはないのですが、消防訓練をしたり、住民トラブルなどを通して、やはりお互いに顔と名前が一致していたほうがよいだろうし、普段からの交流が何かの役に立つだろうと思っていました。
これまでうちのマンションにはそういう組織はありませんでした。
お一人住まいだと、一日中、誰とも口をきかないで終わってしまうことも多いと思うので、気楽におしゃべりできるような機会を作りたいと思っていました。
総会の時に、マンション内で自主的な活動をしてみたいと提案してみたところ、そういうことなら是非、参加したいという方もいらっしゃるということが分かりました。
それで、今まで理事会をいっしょに勤めてきた75歳のおばさま、ご主人とお姑さんの介護をしている私と同じ年の女性の3人が、近くのカフェに集まって、作戦会議を開いたのでした。
「カフェ大好き」▼は、身障者が働いているお店で、飲み物などのサービスは彼らが担当しています。
車いすも通れる店内は明るい雰囲気です。
お値段もとてもリーズナブル。
大きなテーブルや木の椅子は、おしゃべりのおばさんたちにもぴったり。
とりあえず、マンションの草むしりや花壇の手入れをしながら、住民参加ができるイベントをやってみようということになりました。
お茶とケーキを食べながら、3人集まれば文殊の知恵、ということです。
その後、掲示用のチラシを作成したりしました。
住民のみなさんが参加してくれるといいな。
うちのマンションに新しい風が吹きますように。
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この日の装い。
ごく近くなので、気軽な紬です。
極小サイズなので、たんす屋さんのワゴンで千円でした。
涼しそうな色が気に入っています。
良く見るとシミなどがあるのですが、色がきれいなのでそれほど分からないでしょ?
白地にグレイや紫の入った織物の帯は、色合いは好きなのですが、柔らかすぎて、お太鼓がびしっと決まらないのが難点。
角出しにすればいいのかもしれないけれど、どうも私には似合わない気がしています。
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