去年、着物屋さんで反物を選んで、仕立ててもらったのに、なんだか着づらくて気に入らなかった小千谷ちぢみですが、立川の五箇谷さんの「お直し教室」▼で直してきました。
◆衿が広衿で、折って着ると分厚くなってしまうので、間に挟まっていた余分な布を取り除いて棒衿に直した。
◆長くて大きすぎて暑苦しかった居敷当てを、短く小さくして付け直した。
◆うちあげをしっかりととじ付けた。
この程度の作業でしたが、のんびりとおしゃべりしながら3回通って、楽しみながらやってきました。
プロの方なら半日くらいで終わってしまうお仕事かもしれませんが。
でも気になっていたところが直せて、よかったわ。
先生、どうもありがとうございました。
こちらはいっしょに習っていらっしゃる方の渾身の作品です。
お手持ちの久留米絣の反物は、長さが足りなかったのですが、無地の生地をユザワヤで買い、組合せて仕立てたもの。
とてもお似合いでした。
他にも、まるで初めてなのに、単衣着物を縫い上げた方もいらっしゃいました。
その方はほとんどをミシンで作業していらっしゃいましたが、とてもきれいに仕上がっていました。
みなさん、とても熱心でお上手です。
私はこまごまとしたお直ししかできませんが、いつかは何か作ってみたいですね。
五箇谷さんのお店で女将さんと。
ラッキーカラーの黄色のお着物がとてもお似合いでした。
私はなんだかだらしなくて、寝巻のような感じですね。
お直し教室に通って気づいたのですが、着物というものは、ほどいてみると、中の構造が分かって面白いですね。
私の場合、チビなので、ほどいてみると反物がかなり折り返してあるのが分かりました。
それで布が重なってごわごわして、暑苦しかったのですね。
とはいえ、和服は洋服と違って、反物を切り刻むことはしないので、布が重なってしまうのは仕方ないのですが、小さい人向けの仕立てというのはないのかしらね。
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この日の装い。
もう9月中旬だからと思って、秋らしい色の単衣を準備していたのですが、朝になってみると意外と暑いので、急遽、白っぽい単衣に変更。
慌てて10分で着替えました。
これは5月に郡上八幡に行く前日に、旅行用に汚れても良いようにと、たんすやさんで2000円で買ったものです。
帯もまだ麻帯でした。
紅若菜さんに教えていただいた自作の紅型半襟は、いつでも褒められます。
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