2015年9月10日木曜日

長唄三昧

先日、赤坂の某料亭で、長唄のおさらい会がありました。
とても立派な会場です。


このおさらい会のことを知ったのは、某着物ブログの記事から。
その方が参加されている「ここん」▼という、和のお稽古サロンのようなところだと分かりました。

誰でも入場無料ということだったので、着物友達のY子さんをお誘いして、出かけてみました。


会場には着物関係の方たちも何名かいらっしゃっていて、華やかな雰囲気でした。


開始前の舞台の様子です。
赤い毛氈と、モダンな屏風の取り合わせ。


この浴衣会は、私がよく鑑賞している「長唄ひなの会」▼のメンバーの方たちが、20代から30代くらいの若い女性を対象にお稽古をつけている会でした。

曲も私が習った曲がほとんどでしたので、眠くならずに聴いていました。
「供奴」
「岸の柳」
「越後獅子」
「菖蒲浴衣」
「吾妻八景」


唄と三味線のお稽古があるようでした。
お稽古をされてらっしゃる方には、それぞれプロの名取さんが付き添って演奏したり唄ったりしていらっしゃいました。
お隣であんなに良いお声で唄っていただけたら、聞き惚れて、三味線を弾くのも忘れてしまいそうなくらい素敵なお声でした。

お稽古されている方もみなさん、真剣な表情で頑張っていらっしゃいました。

私も励みになりました。

お稽古をしている方を見て、三味線を演奏する場合は、こういうことが大事だろうと思いました。
・手元を見ない。
・間違えても表情を変えない。
・手首の力を抜く。
・おじぎはきちんと。

「人の振り見て、我が振り直せ」ですね。

一曲20分くらいの長い曲を休憩なしで9曲も続けて演奏したので、3時間くらいかかったようです。

堪能させていただきました。

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この日の装い。

レースのような編み地の着物です。
それほど透けて見えないので、9月初旬ならいいだろうと思って着てみました。


帯は、「ゆめこもん」▼の奥様に勧められて買った京袋帯。

白い地に、水色の四角い格子があり、その中に可愛らしいお花が描かれています。
お太鼓にした時に、お花をたっぷり出すのが、けっこう難しい帯でした。


それでも会う人には、お褒めいただいた帯です。


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