先日も、新宿駅を歩いていると、後ろから声をかけられました。
振り返ってみると、よく着物イベントでお会いする八王子在住のTさんでした。
Tさんとは、先日も八王子娘のイベント▼でご一緒して、いろいろ情報交換をしていました。
行先を尋ねてみると、私と同じ銘仙展に行くところ、ということでした。
ということで一緒に地下鉄に乗り、会場でも一緒に楽しく鑑賞ができました。
その時の展覧会の様子はこちら▼。
これも、着物のおかげですよね。
Tさんとお別れした後、ちょっとおなかが空いたので、ハンバーガー屋さんに行ってみました。
ところが初めて入ったお店だったため、注文の仕方がよく分かりませんでした。
それで椅子に座っていた人に「すいませんが、どうやって頼むのかしら?」と聞いたところ、その若い女性は、わざわざ椅子から立ち上がって、私にハンバーグの注文の仕方を教えてくれました。
ハンバーグが手元に届き、食事をしようとすると、彼女は、
「ここに座りませんか?」と手招きしてくれました。
彼女はとてもフランクな感じの人で、仕事の研修に来ていると、話してくれました。
私は銘仙展のチラシを取り出して、
「こういうのを見てきたのですよ」と話しました。
その彼女は、チラシをしげしげと見て、美しい銘仙に感激したようでした。
お母様はよく着物を着ていらっしゃる方だそうで、そして東京友禅の仕事をしている人とも知り合いだということを話してくれました。
そして銘仙にとても興味を持たれて、「私も是非、今度、展覧会に行ってみます」と話してくれました。
まるで知らない人とのハンバーグ屋さんでの会話でしたが、これも着物が取り持つ縁でしょうね。
その彼女が、いつか着物に親しんでくれたら嬉しいなと思ったのでした。
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