それで久しぶりに出かけたところ、今回の会場は教室がとても狭く、参加者が大勢いたため、ギューギュー詰めでした。
こちらでは、こんなにたくさんのサークルがあり、抽選のため、なかなか広い教室は借りられないのだとか。
先生のお話では、来年からは会場を国立能楽堂に移すかもしれないとのこと。
そうなると広い部屋でゆっくりとできます。
ただし、現在の場所(千代田区立九段生涯学習館)は、地下鉄の駅から10秒もかからないところなので、雨が降っても傘無しで平気なので、それはメリットですね。
今回は「熊坂」という能でした。
登場人物は熊坂長範という盗賊。
そしていつものことながら、お相手は旅の僧です。
熊坂長範という人は、平安時代終わりのころの伝説上の人物だそうですが、奥州に行く吉次の荷物を狙い、逆に義経に討たれてしまった、という人です。
こちらの絵画は「牛若丸と長範」
歌川国芳作だそうです。
(ウィキペデイアより拝借しました)
お話の舞台は、美濃の国の赤坂宿というところ、今の岐阜県大垣市あたりのところです。
いつものように謡を音読して、その後に、先生について、ほんの少しの部分だけ調子をつけて謡うのですが、今回はとてもテンポが速くて、リズムも良くて、威勢がよい部分でした。
早口言葉のように思いました。
ノリの良い謡は、とっても難しいのですが、気分はよいですね。
そうそう、私のこのブログがきっかけで、こちらの音読会に参加されたという方にお目にかかりました。
びっくりですね!
拙い内容ですが、読んで下さる方がいらっしゃるというのは、嬉しいことです。
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この日の装い。
少し前に2000円(?)で購入した「大島風」着物です。
裏がピンクなので躊躇したのですが、寸法がぴったりでした。
それと値段に釣られて買ってしまいました。
帯は西浅草の「黒猫亭」でのフリマで見つけたもの。
黄色い帯が一本欲しかったので。
こちらは3000円だったと思います。
半襟は着物屋さんのイベントでのプレゼント。
ミツウロコの模様は、インパクトがあり、ちょいと便利です。
ということで、いつもお金をかけない装いです。
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