2024年12月26日木曜日

「神田川・環状7号線地下調節池」見学

昨日は、大学の授業の中で、今年最後のフィールドワークでした。

そこは私が一番、行ってみたい場所。

「神田川・環状7号線地下調整池」でした。

環7の近くにあります。

南から神田川、善福寺川、妙正寺川が東西に流れている地域です。

実は、2022年3月に一人で善福寺川を歩いていたときに出会った場所です。

その時の写真です。手前は善福寺川。

ブログ▼にはここを見学してみたいと書いてありましたが、その夢が叶いました。

今回はメトロ丸ノ内線・方南町の駅から歩いて行きました。

参加者は40人ほどいたでしょうか。かなりの大集団でした。

最初に東京都建設局の担当者からの説明がありました。

ビデオを見ながらいろいろと学びましたが、私が子供の頃は、善福寺川といえばいつも洪水が起きた川でした。また神田川も、高田馬場あたりでよく洪水があったことを思い出しました。

こちらは施設の模型です。


模型の下方には、雨水の流れるパイプが見えます。


水はこんなふうに流れました。実際に水を流してみました。


そして雨が上がると、その水は元の川に流されるのでした。

その後は館内の見学となりました。

ラストは地下45㍍にある巨大な調節池の見学でした。

足に自信のある人は階段を歩いて下りましたが、私はエレベーターで降りました。

中はひんやりとして薄暗かったです。


真っ暗なので、うまく写せませんでした。

豪雨があったとき、川が溢れないように、ここに雨水をためるのです。

このトンネルの内径は直径12.5㍍。長さは4.5キロだそうです。

プールの水量の1800杯分の水をためることができるのだそうです。

今ではここでコンサートも行われているとか。

最大のクライマックスは、電灯をすっかり消して、真っ暗闇になったときでした。ほんとに黒い空間で、恐怖を覚えました。

そしてまたエレベーターで地上に上がり、ホッと一息。

この施設ができたおかげで、洪水も激減しました。台風が来ても、東京ではそれほど浸水の被害はなくなりました。このような施設ができた結果ですね。



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