報告が遅くなりましたが、先日は88回目の会となりました。
いつものように前半はおしゃべり大会。Kさんが金沢の珍しいお土産を持参されて、あれこれ雑談から始まりました。
お土産は色とりどりの麩でした。手まりのようで可愛いですね。
さて今回も「藤袴」の巻です。
ここではヒロインの玉鬘ですが、彼女は「光源氏の娘」であるということになっているので、光源氏の息子である夕霧はなんとなく距離を置いていましたが、実はそうでないと分かり、1人の恋愛対象として見るようになったようです。
反対に内大臣の息子たちは、これまでとは反対に「実は姉か妹だった」ということになり、ちょっぴり残念がっているようでした。
美女というのは何かと罪作りですね。
それに加えて、御上の存在、また髭黒右大臣、蛍兵部卿宮など求婚者たちもたくさんいて、玉鬘さんはこれからどうなるのでしょうね。
この時期は、玉鬘のおばあさまである大宮の喪が明けた頃です。この頃は喪中と喪明けでは衣装が異なります。だんだんと淡い色の衣装に替えていきます。
この日の装いは、青のだんだら模様の着物。
かなり昔、フリマで買ったものです。
帯はお譲り会でいただいたような記憶があります。ざっくり調なところが気に入っています。

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