2025年12月6日土曜日

「源氏物語を楽しむ会」 88回報告 2025年11月

報告が遅くなりましたが、先日は88回目の会となりました。

いつものように前半はおしゃべり大会。Kさんが金沢の珍しいお土産を持参されて、あれこれ雑談から始まりました。

お土産は色とりどりの麩でした。手まりのようで可愛いですね。

さて今回も「藤袴」の巻です。

ここではヒロインの玉鬘ですが、彼女は「光源氏の娘」であるということになっているので、光源氏の息子である夕霧はなんとなく距離を置いていましたが、実はそうでないと分かり、1人の恋愛対象として見るようになったようです。

反対に内大臣の息子たちは、これまでとは反対に「実は姉か妹だった」ということになり、ちょっぴり残念がっているようでした。

美女というのは何かと罪作りですね。

それに加えて、御上の存在、また髭黒右大臣、蛍兵部卿宮など求婚者たちもたくさんいて、玉鬘さんはこれからどうなるのでしょうね。

この時期は、玉鬘のおばあさまである大宮の喪が明けた頃です。この頃は喪中と喪明けでは衣装が異なります。だんだんと淡い色の衣装に替えていきます。

この日の装いは、青のだんだら模様の着物。

かなり昔、フリマで買ったものです。

帯はお譲り会でいただいたような記憶があります。ざっくり調なところが気に入っています。



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