2007年11月2日金曜日
市民テレビ局フォーラム
最近、あちこちでフォーラムばやり。
フォーラムっていったい何なの、と思って電子辞書を引いてみたら、公開討論、とか公共広場とかの意味であると、出ていました。
ところで、今日、私の地元で「市民テレビ局フォーラム」という集まりがありました。
キャッチフレーズは「明日の地域情報化のあり方と地域活性化を目指して」とあります。
日本各地で(北海道から沖縄まで)、市民たちの手でテレビ番組を作成している8つのテレビ局が集まって、討論をしたそうです。主催者の話では、180人ほど集まったとか。
そういう場にほんの短時間ですが、参加しました。
どうしてかって?
その理由はというと、このテレビ局のうち、私の地元のCATCHというグループは実はその発端は私が関わっているラジオ番組が母体なのです。
つまりラジオの音声による情報発信だけでは物足りなくなり、それで映像の世界にまで踏み込んでしまった人たちの集まりなのだからです。
私も最初はそのテレビのグループに属していて、実際に番組を企画して制作しました。
ところが、どうしてもなじめなかったのです。
よくよく理由を考えたら、私自身、テレビというものをほとんど見ない生活を送っていたからなのです。
テレビを見るのは、1週間に30分あるかどうか。
うちにはでかいスクリーンのテレビも置いてあるのですが、誰もこのテレビは見ないのです。
そんな自分なのに、テレビの制作なんて、おこがましいですよね。
またテレビ制作にはお金も必要なので、あちこちに寄付を求めたり、政治的な活動もしなくては運営がうまくいきません。でも私はそういうのは、苦手。頭を下げたり、制約のある活動というのは、どうもなじめない。
それにテレビの編集はものすごく時間がかかるので、現役を退職したおじさまか、日中、自分の好きなだけ時間を使える主婦でないとやっていけないものです。
ということで、私はテレビ制作からは足を洗いました。
そのような活動に時間を割くよりも、一人で本を読んでいたほうが、ずっと幸せ感があります。
人はそれぞれ。
これからの人生に余裕がある若者なら別ですけど、これからは衰えるばかりの自分の人生なのに、それほど興味の沸かないことに自分の時間を割くことはないでしょう。
好きなようにさせてほしい、というのは我がままかもしれませんが、職業でもないのに、縛られたくはありません。
でも続けてやっている人は偉いものです。
頭が下がります。
このフォーラムの様子はNHKやケーブルテレビも取材に来たそうですから、そのうち、何らかの形で見られるかもしれません。
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