2007年11月6日火曜日
映画 めがね
今日はオフの日。ちょっと肌寒くてお天気も良くないので、映画を見ることにした。
最近、ちょっとお疲れなので、のんびり・ほんわか系の映画がいいな。
先日、ラジオで「もたいまさこ」さんの話が面白かったので、彼女が出ている「めがね」を見ることににしました。
都会で忙しく働いている女性(小林聡美)が携帯電話の届かないところで、ゆっくり過ごしたいと思い、与論島まで出かける。そこで出合った人たちとの出会いにより、初めはカリカリしていたのが、だんだんにそのペースにはまり、自分を取り戻していく、といった感じのストーリー。
南の島の美しい海と、彼女が宿泊した民宿に飼われているわんこがとても可愛いの。
うちのわんこみたいに赤い首輪をしているんですよ。映画の最後のクレジットでは、「スペシャルゲスト」として名前も載っていました。
映画の中では手作りのおいしそうな料理も盛りだくさん。イセエビ、カキ氷、散らし寿司・・・・。
海辺で釣りをしながら、「人生にもたまには休日が必要だよ」と話す台詞がじーんときましたね。
ヒロインの小林聡美さんは初めのうちは、黒いスカートや七分丈の黒いパンツ、それに白いシャツ、というスタイルが多く、私はそういうモノクロのスタイルが好きなので、とても好感を持てました。
でも、最後のシーンで、また南の島に戻ってきたときは、赤い花柄のスタイル。
こういうスタイルは私は当分、着ないでしょうね。
そういえばね、この映画の出演者はみんなめがねをかけているの。だからタイトルが「めがね」なのかもしれません。
私も中学生の頃から近視が始まり、めがねのご厄介になっているけど、とにかくイヤでイヤで、高校を卒業する時に友人と一緒にコンタクトにしました。
今ではコンタクトレンズを付けるのはごく普通だけど、当時は結構、新しいほうでした。
それで40歳くらいになるまではハードコンタクトのお世話になっていたのだけど、レンズは失くすし、すぐ傷がつく。おまけにごみが入るとものすごく痛い、海外に行く時には不安。というので老眼が始まる頃から、遠近両用のめがねにすることにしました。
コンタクトにはいったいいくらお金をつぎ込んだことかしら。
でもね、それまでコンタクトの世界だったから、めがねには違和感があるの。
くっきりと1.5まで見えるのが当然だったから、めがねには物足りない。
おまけに左右の視力がまるで違うガチャ目で、乱視で近視で老眼というややこしいパターンなので、どんなめがねをかけてもフィットしないのです。
それですぐにはずしてしまうので、汚れたり変形したり。使い方がハードなんですよね。
めがね屋さんにいくと、いつも形を補正してもらっています。
イラストは今年の4月に新宿の和真で作った赤いめがね。
でもね、昔の仲間と会うと、お互いに小さな字が見えない、なんて自嘲するのも楽しいの。
高校時代、めがね姿がかっこよかった賢い彼ら達も、きっと今は会社ではお偉いさんに出世したり、教授とかになって、シニアグラスとかのお世話になっているんだわ。お互い様。
とまあ、昔話に浸りましたが、ほんわかする映画を見て、のんびりしましたけど、でもその足でケアマネージャーさんのところに行って、母のショートステイの相談。
私の周りの女性は多かれ少なかれ、介護はつきもの。
ああ、現実は映画のようにのんびりとは過ごせないのです。
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