2007年12月25日火曜日

柚子の香り


そういえばね、先週の冬至の日に、知人から柚子をいただいたの。
ちょっとゴツゴツしていたけれど、葉っぱも付いていて、いかにも<もぎ立て>という感じでした。

そしてそれを湯船に入れて、柚子湯にしました。ほんのりと柚子のいい香り。
あ~、極楽、極楽と思いました。
日本人に生まれてよかったな。

私って五感の中では、目は悪いし、耳も良くないし、味覚もあまり確かでない・・・。
鼻が一番、利くタチかもしれません。

香りのするものが大好きです。
食べ物なら、三つ葉とかパクチーとかセロリとか大好き。
お茶ならジャスミンティーや、アールグレイ。

そういえばね、この前、成田空港の免税店で、柚子の香りのする香水というのを見つけたの。
とても好みの香りだったし、お店の人から「これはアジア限定のお奨め品ですよ」とか言われたので、よほど買おうかなとも思ったんですけど、なんとそれがバーバリーの製品だったのよ。
どうしてバーバリーが柚子の香水なの?
というので、ちょっと興ざめ。

でも普段使っている乳液も柚子の香りのするものです。
朝、まだぼーっとしている時でも、この乳液をつけると、目が覚めるの。
柚子の香りは私にとっては、神経回路の発火薬のようなもの。

柚子ってとても便利なのよ。
皮を薄くそいで、千切りにしたものをぱらぱらと散らすだけで、ただの里芋も上品な一品になるし、はんぺんのお椀だって、高級品になってしまう。

柚子は私の料理の隠し技なの。

昨日は柚子酒という韓国のお酒を飲んで、ゆったりとしていました。

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