日頃、通勤するときはチャリを利用しているんだけど、このところ、あちこちで道路工事現場にぶつかるのよ。どの道を通っても工事中なの。
気がついてみたら、3月。つまり年度替りの時期なのよね。
それで予算消化のために、工事をしているんじゃないかとかんぐってしまうわ。
私は、数年前までは国立大学で事務の仕事をしていたの。
それで、いろんな不合理なことを見てしまったのだけど、その一つが予算関係。
予算というと、普通の感覚ならできるだけ少なく使って、たくさん残したほうがいいと思うでしょ?
ところが、国の予算というのはそうじゃぁないのよ。
きっちりと使い終わらないとだめなの。
とにかく残すのはご法度。
お金を使うことを「予算の執行」と言うのよ。
執行! なのよ。
だから、毎年、3月になると、用事もないのに(そうでない場合もあるだろうけど)、役人はあちこちに出張に行くわけ。
それもちゃんとした目的があって出かけるなら分かるんだけどさ、そうでない人もおこぼれに預かるのかしらないけれど、他大学との研修とかいって、沖縄やら奈良やらに意気揚々として出かけるのよ。
仕事中に出張先のお土産のサイトを見たりしてさ、ほんとに物見遊山なのよ。
そういうお馬鹿な役人を見ていると、世の中にはいかに無駄が多いかということが分かるわよ!
今日は怒りモードが入っているわ。
もし清少納言さんがこういう状況を見たら、枕草子には何と書いていたかしら?
~なんて想像してしまうわよね。
2 件のコメント:
この話をすると、一晩かかるくらい書きたい事がありますよ。
時間がもったいないので書きませんが・・・
まったくね。お役人さんのすがたを見てしまいました。まじめなひともいるんですけどね。
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