私の場合、髪の毛が太くて量が多いので、３週間に１回くらいカットしてもらわないと、頭が爆発してしまってすごいことになってしまうの。回数が多いので、格安のお店に行っています。
そこは安いだけあって、決まったに美容師さんを指名するシステムではなくて、行きあたりばったりなの。それで良い人に当たることもあれば、そうでもないこともある所なの。
今日の美容師さんは、麦わらのカンカン帽をかぶり、金髪のロングヘアーで、ヤンキーぽくて、どちらかというと私には苦手なタイプだったの。
それで当たり障りなく、「伸びた分だけ切ってください」とお願いしていたのだけど、店内はどういうわけかいつもは満員なのに、今日に限ってガラガラなので、いつもはあまり美容師さんとは話をしないのだけれど、ちょっとヘアスタイルに関して話したりしていました。
この彼女、若いのに、古い昔のヘアスタイルのこと、よく知っているんですよ。
「昔の人は必ずカーラーを巻いて、逆毛を立ててセットしていましたよね」とか
「昔の人は大人になるとみんなパーマをかけて、髪の毛がチリチリになって、その中に虫が入ったら抜け出せないほどでしたよね」とかね。
若いのに、昔のヘアスタイルのことを知っているので、どうしてかしらと尋ねてみたら、
「私は母が働いていたので、いつもおばあちゃんと一緒だったんですけれど、おばあちゃんが美容院に行くときも一緒で、それで美容院で待っている間、ひまだからいろいろ眺めていたんです。でも母も若くして亡くなってしまったんです。」と話すのよ。
この彼女、おばあちゃんっ子だったんですね。
そのおばあちゃんは今では９０歳だそうで、故郷の秋田で一人暮らしをしているとか。ときどき秋田に帰ると、おばあちゃんの髪の毛を手入れしてあげるそうです。お年寄りってちょっとだけ髪をきちんとするだけで、若返って見えるという話もしていました。
おばあちゃんのことを語る彼女は、都会で肩ひじ張って頑張って生きているようで、なんとなく応援したくなるような感じだったわ。
ひとは見かけによらないものだな、と感じましたね。
6 件のコメント:
我が家にもヤンキー上がりが・・いまだに引きずっておりますが・・一人！出入りする子が、ズボンが下がっていたり、ビジュアル系だったりしたけれど・・渋谷で選挙演説をきいてきたとか・・「こんな服装の子でも反戦デモに参加」とＡ新聞の社会面に写真が出たりで、話をしているととてもまじめに考えていて面白かった。何よりも温かな子達だった。おばあちゃん子の彼女も温かな子ですよね。一人ひとりゆっくり話をしてみたいものですよね。
そうね、トントンのいう温かいという言葉が似合う人だったわ。
実はね、私そのとき、お財布の中にお金を補充するのを入れ忘れいて、カットしてもらう間に、ほんの小銭しか入っていないことに途中で気が付き、終わってすぐに近くの銀行から引き出すので、いったん店を出るというドジをしたのだけど、そのときも嫌な顔一つせずに待っていてくれたのよ。
技術もしっかりしていたし、話せば心やさしいということが分かるのに、最初のとっつきが悪いので、なんだかもったいないような気がしたけれどね。
こんにちは＾＾
ジイも今日 馴染みの散髪屋へいきました。
若い中年？？の頃、一度だけパンチパーマをあて、若干カールした毛になってますが、細いので抜けやすいです。いや、抜けています＾＾。
カンカン帽は 今流行りですよね。
美容院の中でも被っているのは ちとビックリですが、このお話を読んで、若いのに偉いんやなぁと 関心しました。
カールは 「サザエさん」のヘアスタイルですよね。
ジイの母も 昔はそうでしたよ。
ハッセルぶらっとさん、こんにちは。
「散髪屋」って懐かしい響きですね。私も幼稚園くらいのときは、父に連れられて床屋さんに行って散髪してもらった記憶がありますよ。当時はワカメちゃんのようなおかっぱ頭でしたから。
パンチパーマ、お似合いだったでしょうね。
私も若いころはソバージュヘア（ご存知ですか？ 髪の裾の方がくるんくるんになっているスタイル）なんぞしていましたが、今となっては恥ずかしい限りです。
「太くて量が多い」とは、なんて健康的な髪ですこと。羨ましがる殿方がいっぱいいるんじゃないかしら（笑）
私は、美容師さんの「追っかけ」をしているの。その美容師さんが店を変わると、私もそっちの店に変えるんです。ちなみに、女性です。
私も、ソバージュにしていた時期がありますよ。あれって、洗いっぱなしでいいから結構楽チンなんですよね。
マサさんのソバージュヘア、前にブログで公開していましたよね。すごく可愛らしかったわ。あの頃、結構はやったんですよね。
美容師さんを追っかけたい気持ち、わかります。いい人に出会えたなと思うと、すぐに店を変わってしまうんですものね。美容師さんと相性が合うのが一番だと思いますね。
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