先日、雷蔵さんの「新・平家物語」のDVDを見て、それまでの平家物語のイメージががらりと変わって面白かったので、原作の吉川英治の「新・平家物語」を読み始めました。全部で15巻くらいあるので、ゆっくりゆっくり読もうと思います。
これまでの清盛像というと、入道姿でなんとなく嫌なオヤジのイメージが強かったのですけれど、吉川英治の本を読むと、清盛という人は時代と立ち向かっていった先を読める人だと気付きました。
当時は藤原氏一族が衰退気味の時代であり、天皇・法皇・上皇の権力が入り乱れ、また特権僧侶たちの横暴が渦を巻いたようにぐちゃぐちゃになっていた時代だったようです。そこにそれまで地下人としてさげすまれていた武士階級が力をつけて来たのです。
そういう時代の勢いの象徴が清盛だったのかもしれません。
母親は白拍子、そして父親は誰だったか分からない、という謎に包まれているところも、興味を引くところです。
そういえば、2012年のNHK大河ドラマは平家物語なんですってね。40年前には仲代達矢が清盛を演じたそうですけれど、21世紀の清盛は誰が演じるのか興味があるわね。
2 件のコメント:
そうそう、再来年の大河ドラマは「平清盛」ですってね。
誰が演じるんでしょうね。若き日の清盛がメインらしいけど、思い浮かばないわ。
でも、福山雅治の坂本竜馬も最初聞いたときは意外に思ったから、けっこう意表を突く配役かも知れないわ。
来年の大河は鈴木保奈美が「お市の方」役で出演するそうですね。実生活でも3人の子の母ということですが、あの美貌は今も健在かしら。
マサさんも、誰が清盛をするか気になるでしょ? 30歳代の男優で割とがっしりした体形の人、誰かな~。
鈴木保奈美なんて懐かしい名前ね。美人はいつでもカムバックできるから羨ましいわ。茶々、お初、江与は誰がするのかしら。興味があるけれど、あまり若いタレントだと私には分からないわ。
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