続・マニュアル店員

この前、マニュアル店員のことを書いたのだけど、またあるところで、けったいな体験をしました。


ある日、食料品を買いに出かけたスーパーで、何の気なしに上の方の階に行って、そこで藤色のきれいなパ○ティとブラを見つけたのよ。サイズもちょうどいいし、２０パーセント引きの札がついていたので、誰も他のお客さんがカウンターにいないのを見計らって、レジに行ったの。

その時の私は、お財布と携帯が入るだけのすごく小さな手提げ袋しかもっていなかったの。

下着をカウンターに差し出して、値段をスキャンしてもらい、支払いをしようとしたら、店員さんは
「袋にお入れしてよろしいでしょうか」と尋ねるのよ。

そのスーパーでは、買い物をしたときに、レジ袋を使わないと、料金が２円少なくなるシステムなの。

でも私はバッグを持っていたわけでもないし、どこの世界に下着をむき出しで、シールだけで持ち帰る人がいると思う？
ペットボトルやトイレットペーパーなら分かるけどね。

私はその店員さんに「はい、お願いします」と答えたら、今度はご丁寧にその下着を紙袋に入れて、そして透けない色のビニール袋に詰めてくれたのよ。

この店員さん、私と同じくらいの年輩の人だったけれど、スーパーに勤めると、こんなにマニュアル化しないといけないのかなと思ったわ。


もう一つの話は、昨日、駅前のパ○コで衝動買いをしてしまった後の話です。

ある若向きのお店で、ポリエステルでできた黒地に花柄のワンピースを買ってしまったの。
小さく丸めてもしわにならないから旅行のときにいいかもしれないし、このワンピースの上に黒のジャケットを着れば派手な花柄もあまり目立たなくていいかな、と思って買ってしまったのよ。

ところが「こういうのを買っても１度か２度くらいしか着ないかもしれないな」と思って、帰宅してもお店の袋も開かず、そのまま今日、またそのお店に出向き、返金してもらおうと思ったの。

そうしたら高ピーな店員さんが、
「当店では同額かあるいはそれ以上の金額のお品と取り換えていただくようになっています」と言うのよ。
えー、返金はできないのね。
それで私は、「同額になれば、２枚以上の組み合わせでもいいんですね」と念を押したら、それでもいいと言うの。

なにせ、このお店は若向きなお店だから、私に合うようなものはあまりないのよね。
それで私はすごく時間をかけて、お店の隅から隅まで見渡して、ブラウスとＴシャツの３枚ようやく選びました。
そうしたらワンピースの金額以上になって、差額を払うことになってしまったわ。

ああ、衝動買いってやはり駄目ね。

でも、領収証に「当店では返金はできません」とか書いておいてほしかったわ。

こういう話を娘にすると、「だから中年のおばさんって嫌なのよね」と言われるので、しかたなくブログで愚痴ってみました。