神楽坂で長唄

今日は神楽坂まで長唄を聞きに行ってきました。

いつもは神楽坂まではＪＲの飯田橋から行くのだけれど、今日は大江戸線の「牛込神楽坂駅」で降りました。


駅に直結して、新宿区立箪笥町区民センターという建物がありました。すごく立派。さすが都心の公共建物は違うわね。


「東京邦楽の集い」というのです。どういう人たちが演奏するのか良く分からないまま、入りました。入場無料だったので。


プロの演奏家の人たちと、お稽古をしている人たちとの共同演奏会のようだったわ。

紋付に袴の男性たちはプロの名取さんのようです。
その人たちと一緒に、お稽古をしている人たちが三味線や長唄、太鼓を一緒にしていたようです。
でも結構上手でしたよ。


いつも見る長唄の発表会では舞台に上がる人たちは黒の紋付を着ていて、舞台も真っ黒なんですけれど、今日はそれぞれが好きな着物で登場していました。夏物の人、訪問着の人、色無地の人といろいろあって個性があってよかったわ。

私が習った曲や知っている曲もありました。
なかでも「娘道成寺」の演奏はすてきだったわ。「新曲浦島」という曲もすごく難しそうで、いつになったらそんな曲が弾けるのかしらと思いました。


こんな可愛い太鼓叩きもいました。７歳と５歳くらいかしら。あまりに可愛いので載せてしまいます。

会場には着物着用率が高かったですね。私も出かけるぎりぎりまで着物にしようかと考えていたのですけれど、強風と雨の予報だったので、泣く泣く洋服で出かけました。帰りには雨に濡れたので着物を着ないで正解でしたけどね。


＊明日からしばらく留守にします。皆様、残暑厳しき折、どうぞお元気でお過ごしくださいね。