名古屋の熱田神宮は三種の神器のひとつである草薙の剣を祀ってある由緒ある神社です。
日本武尊(やまとたけるのみこと)がこの地に剣を置いたままお亡くなりになり、お妃である宮簾媛尊(みやすひめのみこと)が熱田に奉納したのが始まりだとか。
ちなみに先日、三浦佑之先生の古事記の講演会▼に行った時、図書館で「からくり読み解き古事記」(山田永著)という初心者向けの古事記の本を借りてきました。
この本によれば、日本武尊という人は景行天皇(けいこうてんのう)という人の息子なのですが、熊曾(くまそ)を退治しに女装をして西方に下ります。彼はその後、伊勢神宮に行き神宮に仕える叔母ヤマトヒメから草薙の剣を受け取ります。そして今度は東方へ出発します。そして彼は尾張の国へ行き、その後相模の国で野に火をつけられてしまうのですが、草薙の剣で周りの草を刈り除いて火勢を退けたという言い伝えが書いてありました。
さてこちらがその熱田神宮の鳥居です。
ちょうど私が熱田神宮から戻った翌日に、ここで全日本大学駅伝がありました。
こちらは名古屋駅で見かけた駅伝の大きな看板です。
こちらは11月4日(日)で我が家で見たテレビの画面です。
画面の左側が熱田神宮になります。
出発地点のところに鳥居があります。
緑の旗の陰に隠れていますが、ちょっとだけ見えますよね。
さぁ、出発。
若者が全力で走っている姿は美しいですね。
駅伝といえば、三浦先生のお嬢様である三浦しをんさんの箱根駅伝を書いた小説が思い出されますね。
三浦先生の古事記 → 熱田神宮 → 大学駅伝 → 三浦しをんさんの箱根駅伝の小説「風が強く吹いている」
こんなつながりを見つけてしまいました。
旅行の楽しみは、事前の準備や現地でのいろいろな体験もあるでしょうが、このように小説や他のことにどんどん広がって行き、それがとても面白く感じられるのです。
(この項、まだ続きます。)
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