毎月、新橋演舞場から劇場鑑賞券を送ってくるので、歌舞伎鑑賞に出かけているのですが、今月はいわゆる新派の出し物だったので、どうしようかと思いましたが、まぁ後学のためにと思い、行ってきました。
「喜劇名作公演」とうたっていて、3本立てでしたが、時間の都合で最初の1本だけ見てきました。
四季の花を描いた緞帳が素敵でしたね。
「お種と仙太郎」というお芝居で、江戸時代の大阪が舞台のようです。
いわゆる嫁と姑の問題をうまーくお芝居にしていました。
出演していたのは、山村紅葉さん。
この人、ミステリー作家の山村美紗さんの娘さんですよね。かなりのお年でしょうが、ういういしいお嫁さんがぴったりでした。
姑役は英太郎という男性俳優さんでしたが、いびり役がぴったり。
うまいですね~。
この手のお芝居は普段はあまりご縁がないのですが、芸達者の俳優さんばかりで、つまらなそうなテレビのドラマよりもずっと楽しめました。
やはり生で舞台を見るのはいいですね。
この日が初日でしたが、みなさん、ベテランぞろいなので、とても慣れている感じでしたね。
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劇場に行く時には、なるべくぺたんこな帯にしていきます。
そのほうが背中が疲れないのです。
薄い茶色に水色の模様の大島紬。
帯は鮮やかな水色の薄手の帯。芯が入っていないので楽チンです。
私は普段は帯留めはしないのですが、ちょっとアクセントに黒っぽい桜の帯留めをしてみました。去年のお正月の福袋の中に入っていたものです。
着物が地味なので、ちょっと帯や帯留めで遊んでみました。
2 件のコメント:
としちゃん、前のブログに戻りますが、本が出てきて良かったですねと言いたいところですが、なんと煩雑な・・紆余曲折を経て戻ってきた本なのでしょう。読んでいて思わず警察に届けたの?て錯覚してしまいそう。なんとか改善して欲しいですね。私も傘とコートをかつて宇都宮まで旅させたことがあります。戻ってきたけど、また宇都宮線に乗って戻ってきたような気がするなあ~?
ところで新派のお芝居って、水谷・波野の2大看板ですね。そこへ今回山村紅葉ですか、この人かなりお年じゃないのですよ、私ひょっこりより確か年下、五十路を2年くらい前に出たのじゃないかしら?それってやっぱり年か?(笑)国税庁上がりの女優さんですよね。
このパンフを見る限り、もう1人つぶやけば、丹羽貞仁って俳優さん、地味だけど確か往年の名俳優・銭形平次の大川橋蔵さんのご子息のはずです。お着物でお芝居って、充実したミセスという感じでいいわあ~。
ひょっこりさん、傘を求めて宇都宮まで行ったんですか。お疲れ様ですね。もうちょっとなんとかしてくれると助かるんですけどね。
そうそう、新派のお芝居はこのあとに水谷八重子と波野久里子のがあったんですけれど、全部見ている都合がつきませんでした。残念。
山村紅葉さん、国税庁にお勤めだったんですか? すごい人ですね。
大川橋蔵さん、知っていますよ。芸妓さんを奥さんにした人でしょ。その方のご子息なんですか。ひょっこりさんは若いのにすごい物知りね。
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