先日、千葉市立美術館まで行ってきました。
千葉市立美術館へ行ったのは2回目です。
以前、「帰ってきた江戸絵画」を見るために行ったことがあるのです▼が、その時は市の大型バスで出かけたので距離感がなかったのですが、電車を乗り継いでいくと、さすがに遠いですね。
おまけに千葉駅から20分くらい歩くようなところなので、片道2時間近くかかってしまいました。
今回の出し物は「KIMONO BEAUTY」。
サブタイトルは~シックでモダンな装いの美 江戸から昭和~でした。
これは多少遠くても、無理していかないといけませんね。
ボストン美術館での収蔵品がたくさん展示されていました。
とくにウィリアム・ビゲローさんというお医者さんが集めたものが多くありました。
外国人の目を通した、日本の着物文化の魅力とでもいうのでしょうか。
江戸時代、明治、大正、昭和時代の着物が時代順に展示されていましたが、本当に華やかで素敵な着物ばかりでしたよ。
下のパンフレットの着物は、左から18世紀の江戸時代、19世紀の江戸時代、明治、大正、昭和の着物です。
どれも美しくて、そして豪華。
でもあまりに立派な刺繍の着物は、かなり重たそうでしたね。
右から2番目の着物にはなんとヨットの絵が描かれていました。
アルプスを背にしたレマン湖という設定だそうです。
昔の着物は、発想が豊かだったのですね。
右端は昭和の着物ですが、こんな大きなチューリップ見たことないわ。
女の子だったら、誰でも着てみたいと思いますよね。
こちらは「撮影OK」の大正時代の着物です。
カラフルでとても可愛らしい着物でした。
ポップな色合いですね。
私も一緒に写してもらいました。
ちょっと姿勢が悪いわ。
「KIMONO BEAUTY」という展覧会だったので、ちょっと明るい感じの着物にしました。
近所の神社の骨董市で買った薄いクリーム色の小紋。
薄い緑、薄い紫が交じった草木の模様です。
帯は紫の地色に赤、白、ピンク、黄色の花が交った帯。やはりリサイクルの帯です。
あまりに派手なので普通の時は締められませんが、こういう時ならいいかしら。
私には珍しく、柄×柄の組み合わせになりました。
この展覧会は、着物で行くと入場料が2割引きになるせいか、お客さんの着物着用率が高かったですね。
でもみんな会場でもぞろりとしたコートを着ていて、あれはおかしいと思いました。せっかくロッカーがあるのだから、そこに預けて見るべきですよね。
おまけに彼女たちの衣装は、高級かもしれないけれど、どんよりとした着物や羽織ばかりで、場所にもよりますが、こういった展覧会では華やかできれいな着物のほうが相応しいのではと思いました。
美しい着物を見て、良い気分になりましたが、実はこのあと、あるドジな出来事に巻き込まれてしまったのでした。
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