先日、東武デパートで工芸品展を見た▼ついでに、隣のスペースで日本画の展示会があったので覗いてみました。
山本宏幸さんという日本画家の展示会でした。
この方は金沢出身だそうで、そのためか、絵には箔を多く利用した作品がありました。
箔といえば、昨年、高崎まで出かけて日本画の画家さんから話を聞いて実演までしてきたので▼、興味を持って拝見しました。
山本さんの箔は、金箔だけでなく、きれいなブルーやピンクの箔が貼られていて、鮮やかでしたね。
これは絵ハガキなので、本物と少し色合いは異なりますが、ピンクと白がはっとするくらいきれいでした。
上の作品は「春色」というタイトルですが、空の部分にブルーの箔が使われていました。きらきらしていてとても鮮やかでした。
お花のところは細かくぎっしりと描かれています。
ハッピーになるような絵でした。
他にも背景に箔を使用した金魚や紅葉の絵がありました。
山本さんのHPはこちら▼。
とてもきれいです。
実は隣のコーナーでは油絵の展示会もしていたのですが、絵の具をコテコテと盛り上げたような絵はあまり私好みではありません。
私は日本画の繊細な絵のほうが好きですね。
次回は小泉淳さんという方の作品展があるそうですが、こちらもとても素敵。
予告のパンフレットをいただいてきました。
版画だそうですが、蓮の花が美しいですね。
この方は、鎌倉の建長寺や京都の建仁寺の天井画を制作された日本画の重鎮で、昨年お亡くなりになったそうです。
美しいものはいつまで見ていても飽きないものですね。
2 件のコメント:
「春色」、鮮やかで明るくてとても素敵ですね。
一つ一つの花がすべて箔なのでしょうか。前回のブログで金箔以外にも箔があることを知りましたが、こんなにいろんな色があるとは。
版画展も楽しみですね。
ずんこさん、ほんとにぱっと眼を引くきれいな絵でしたよ。
春色の中では、空のところだけが箔です。
他は細い筆で丁寧に描かれていました。花びら一枚一枚、手描きですね。
今の季節にぴったりだと思いましたよ。
コメントを投稿