神保町というところは東京でも本屋さんの多く集まっているところで、三省堂や書泉などのお店もあるところです。
展覧会の会場は、「文房堂」という画材専門店でした。
なんともレトロな雰囲気のあるビルでした。
ここの4階のギャラリーが展示会場でした。
東京版画研究所展覧会のお知らせはこちら▼。
こちらが同級生の版画です。
(実物はもっとソフトできれいな色合いです。)
リトグラフという手法で制作しているそうです。
この微妙な色合いを出すのに、何回もやり直しをしたと話していました。
タイトルは「憩う」。
家族や恋人、友人たちがリラックスして集まり、楽しい会話を楽しんでいるような感じを受けました。
私は美術には疎いので、よく分からないのですが、
「とても軽やかな感じがするわね」と意見を言ったところ、彼女もその軽さを狙っていた、ということでした。
同じ会の方に、手法などを説明をしている友人です。
版画というと、単純な私は木版を思い出してしまいますが、多くの方法があり、重厚な作品、緻密な作品、大胆な作品などいろいろ発表されていました。
ただ私が見ていると、どれも「これは着物の柄にしたい」とか「これは帯に使えそう」と思ってしまうのでした。
下の作品は若い男性のリトグラフです。
この方は、将来有望な方のようです。
写真のように見えますが、そうではないのですよ。
かなり高度な手法を使っているそうですが、赤い牡丹の花がとても気に入りました。
陰影を出すのが難しいのだそうです。
この日は初日だったので、ちょうどオープニングパーティの時間となりました。
一緒に乾杯をして、カナッペなどを少しいただいてきました。
モノを作り出す趣味の方たち同士の集まりは、和気あいあいとして、いいものですね。
私は日本画を見るのが好きなのですが、たまには違うジャンルの美術を見るのも良いものです。
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この日の装い。
版画といえば、型を取ってそこに色を加えて作るのだと思いますが、この着物も型を使って染めたもの。
生地は木綿縮緬です。
あまり暑くない日だったので、8月末でもちょうど良いくらいでした。
実はこの着物は、少し身幅が広いのですが、せっかく脇のラインにきれいに模様が出ているので、これを狭めるのはもったいなくてそのまま着用しています。
帯はたんすやさんの1000円のワゴンで購入したリサイクル品。
私にとってはリサイクル帯は長さがちょうどよくて、締めやすいのです。
2 件のコメント:
ありがとう。
研究所展だったので、一点だけで、でも、ほかの方のも面白かったでしょう。
周りの方はすごい方ばかりで、小さくなっています・・無理があるけど・・・
仲間に入れてくれてありがたいと思っています。
いい刺激があってね。
パーティーまでお付き合いくれて・・お疲れさまでした。
トントン、こちらこそありがとうございました。
いろいろな版画があって楽しめました。
素敵なお仲間もいらっしゃって、お互いに刺激を受けあって、
年をとらずに過ごせそうね。
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