今年の夏、古い風呂敷を片付けていた時、捨てるには惜しくて、なんとかならないかしら、と帯作りのSさんに相談しました。
その後、打ち合わせをして、こんな帯にしたらどうかという提案をいただきました。
その時の様子です。→こちら▼。
その帯が出来上がってきました。
まずは、裏側はこんな感じ。
鳳凰の模様の風呂敷を使用しています。
表側は、巻いて見えない部分は、布を継いであります。
そして帯を締めたところです。
立川のお直し教室のお部屋をお借りして、帯を締め直しました。
旧姓の「小川」がたれ先に見えるでしょ。
昔の風呂敷は、名前を入れていたのです。
(着物がシワシワなのは、見ないでくださいな。)
お太鼓の内側には、鳳凰の模様がちらりと見えて、お洒落なのです。
そして締め心地がとてもよく、きゅっとなじみました。
芯地の厚さもちょうどよく、お太鼓がきれいに作れます。
家に帰ってもう一度、写してみました。
前側。
幾何学模様が門のように構えていますね。
ちょうどお腹のところに模様がくるように、工夫してくださいました。
後ろ側。
1メートル四方の風呂敷から作ったとは思えないほど素敵な帯です。
私の面倒な注文をいろいろと聞いて下さり、古い風呂敷をすてきな帯に変身させていただいたSさんには感謝の気持ちでいっぱいです。
こんど、母のところに締めて行って、「小川」の帯を見せてあげようと思っています。
4 件のコメント:
まぁ、素晴らしいアイディアですね。
古くなったタオルはぞうきんにできますが、風呂敷は使い道がないですものね。
粋でとても素敵な帯です。古い風呂敷でつくったとは、とても思えません。
お母様もきっとほめてくださることでしょう。
マサさん、おかげさまで、この帯、とても評判が良いのです。
風呂敷が3枚あってどれにしようか迷っていましたが、
これが一番現代的な柄でした。
鳳凰は実は鳥のくちばしが苦手なので、裏にしてもらいました。
私のわがままをいろいろと聞いてもらって、素敵な帯になりました。
今度、ホームでランチ会があるので、その時に締めて行こうと思っています。
あのときの帯、いいのができましたね。
やはり、これが良かったようですね。
懐かしい「小川」ですね・・・私も川だった・・「前」だけど
お母様なんというかしらね。楽しみね。
トントンのセンスの良いチョイスのおかげで、素敵な帯になりました。
どうもありがとう。
「小川」もなんだかブランドに見えてきた?
母もまだ自分の名まえは覚えているので、どんな反応を示すのか、
ちょいと楽しみね。
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