2022年5月4日水曜日

竹橋にて

昨日のブログにも書きましたが、先日、国立近代美術館に出かけました。

ここは東西線の竹橋駅から徒歩数分の場所にあります。

竹橋駅は、今まで何回も利用していましたが、実は竹「橋」という「橋」をしっかりと見たことはありませんでした。

この竹橋は、皇居の平川壕にかかる橋なのです。

下の写真では見えにくいのですが、ちゃんと「竹橋」と橋の名前が刻まれていました。


美術館まで何気なく歩いていた道路も、橋だったのですね。

それまでなんとなく歩いていたり、渡っていた場所が、実は「橋」だったと思うと、すごい発見のような気がして面白いものです。

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この日のお目当ては、鏑木清方の「築地明石町」でした。

築地あたりは、私の母方とは縁の深い場所なので、とても興味がありました。

展覧会が始まった3月中旬は、美術館に行くときには明石町の女性と同じように、黒い長羽織を着ていく予定にしていました。ところがコロナがなかなか収まらなかったり、その後、私の体調が絶不調になり、外出する気も失せてしまったり、急に気温が上昇したりして、長羽織どころではなくなってしまいました。

そんなこんなで、明石町スタイルはすっぱり諦めて、わざとお茶目スタイルで出かけることにしました。

銘仙の水玉模様の着物です。


帯は黒地に白の幾何学模様。


会場には、レースの長羽織を羽織ったり、美しい着物姿の方がたくさんいらっしゃり、目を楽しませてもらいました。

こちらの二人連れも、可愛らしかったですよ。
私の写真を撮っていただいたり、私が写してあげたりしました。お互いに着物姿だと、そういうことが自然にできるのも、楽しいですね。

橋巡りを楽しみ、着物をまとう。

竹橋では、2つの趣味を一度に味わうことができました。

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「一日一句」

美術展 橋と着物で 春満喫

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