2023年3月14日火曜日

着物2キロ持って川歩き@中井 その2

さて、中井駅近くの着物バザールで着物と帯を購入して、その紙袋を持って川巡りを始めました。

予定では、中井から哲学堂あたりまで行ければ良いと思っていたのですが、さすがに着物と帯は重い。手ぶらなら行けたでしょうが、今回は途中の橋まで行き、その後は坂上通りというところを通って、中井駅まで戻る、というコースになりました。

最初は寺斉橋(じさいはし)。

中井駅のすぐ近くにあります。

ここから下流へ向かいました。

妙正寺川の左岸を歩きましたが、きれいに整備されていて、着物で草履でもなんの問題もありません。

「中井ふれあい橋」。こちらは「染の小道」でも有名な橋ですね。このあたりには反物がたくさん掲げられます。


「栄橋」


この橋の欄干には、可愛いミツバチがいます。

次は「美仲橋(みなかはし)」


川にかかる手すりも、きれいな模様がほどこされています。

ここまでは以前、来たことがありました。ここから先は未知の橋です。

「新杢橋(しんもくはし)」


てんとう虫とユリの花かしら。インパクトがありますね。


川沿いをのんびりと歩きます。


お次は「水車橋」。
かつてはこの近くに水車があったのだろうと思いますが、今は普通の住宅地になっていて、水車の面影もありませんでした。


昭和28年4月にできたようですが、その後、建て替えたのかしら。


妙正寺川は蛇行の多い川です。


その右手にちょっとおもしろい形のマンション(?)がありました。


円形でした。部屋の中はどうなっているのかな。

このあたりは落合公園という広場になっています。

その入口にあったのは「水車上橋」

こちらの模様は桜の花かしら。左に見えるのは中野五中の校庭です。


方位が逆転しているので分かりづらいのですが、このあたりは「水とみどりの散歩道」でした。

そこから先は西武新宿線の線路下を通過しますが、左岸から行くと道がなくなってしまうのです。それで引き換えしてこちらの右岸から通過しました。ちょうど電車が通過したところです。


西武線をくぐりました。
今までは低地になっていましたが、この先はかなり高台です。

右手に目白大学が見えますが、ここは高台の上に立っています。


お次は「葛橋」

左手には大きな貯水池がありました。


こちらは「御霊橋」
この近くに御霊神社というのがあるようですが、ちょっと見つかりませんでした。


中井の町は急坂だらけです。


荷物があるので、この辺りで引き返すことにしました。とはいえ、同じ道を通るのはつまらないので、こちらの「坂上通り」を上ってみることにしました。
「バッケの坂」というのは、急な斜面の坂という意味のようです。「はけ」がなまってバッケになったという説もあるそうです。

いやー、急な坂でした。息がハーハーしてしまいました。

この道の先の右側は「八の坂」「七の坂」という順番で、急な下り坂が続きます。

ちなみに林芙美子記念館は「四の坂」を下ったところにあります。

目白大学の正門です。


早咲きの桜でしょうか。


このあたりは閑静な住宅街ですが、毎日この坂を利用するのは大変だろうなと思いました。

歩いていると、豪華な家や、面白い家を見かけました。

こちらは和洋折衷の豪邸。



お花見がてら、のんびりと歩きました。


その後、「振り子坂」という坂を下り、山手通りに着きました。

幹線道路の脇も断崖絶壁。中井駅の北側は、どこもかしこも坂だらけ。
川歩きというよりも、坂歩きといった感じでした。
地形的にはとてもおもしろい場所でした。


ここまで着たら、中井駅はすぐそこです。

荷物を持って歩いたのは初めてですが、良い運動になりました。

通過した橋はこちらの9橋。

さて、妙正寺川はこの先、どうしようかな。

中途半端なところで終わってしまったので、次がやりにくいのです。

*******

「一日一句」

花眺め 坂と川との 町歩き


0 件のコメント: