2023年3月13日月曜日

着物2キロ持って川歩き@中井 その1

西武新宿線に中井という駅があります。そこは新宿区の隅にあり、かつては染色で有名なところでした。

毎年、「染の小道」というイベントが開かれています。中井に流れる妙正寺川に染めの反物を掲げたり、お店に染めの暖簾を架けたりするのです。

私もこのイベントには、毎年参加していましたが、今年は行けませんでした。

中井駅周辺の地図です。

今回は、その中井駅の近くで、2日間だけのリサイクル着物イベントがあるというので、出かけてみました。

こちらは大江戸線の中井駅。

少し歩くと西武新宿線の中井駅です。


会場はその中井駅近くの、かつては焼肉屋さんだったところでした。

「太陽がくれた季節」という催しでした。

お店の中には、アンティーク着物やお洒落なリサイクル着物がたくさん並んでいて、目移りしてしまうほどでした。

ただし、今回の買い物は明白な目的があったので、迷うことはありませんでした。

それはこちらのカブ柄の帯に合わせる着物が欲しかったのです。

この帯は、今までは無地っぽい着物に合わせていました。

となると、ちょっときちんと感があるので、もう少し砕けた感じの着物に合わせたいと思っていました。

とはいえ、私のような極小サイズの着物はめったにないのですが、それが不思議なことにぴったりの小紋に出会えたのです。

こちらです。抹茶色と紫の花柄です。北欧のテイストも感じられますね。


帰宅後、帯を合わせてみたら、色合いもぴったりでした。


そしてもう一枚、ピンクとグレーの小紋も見つけてしまいました。こちらには黒かピンクの帯を合わせるつもりです。手触りもよく、着やすい着物でした。


どちらの着物も信じられないようなプチプライスだったので、気が大きくなって、こちらの帯もいただくことにしました。


お安いのにはわけがあって、お店側としては、手持ちの商品を減らしたいという希望があったようです。

なんとも良いタイミングでした。

お店の皆さんと。みなさん、とてもかっこいい着物姿でした。


こちらは八王子のラブズキモノさんと。

と、お買い物はとても楽しかったのですが、実はこのあと川巡りを予定していました。

中井には妙正寺川が流れていて、そこから下流までは昨年、歩いたのですが、上流はまだでした。

それでこの際、中井から上流に足を伸ばす予定でしたが、何しろ着物2枚、帯1本を買ってしまったので、さっさと歩けません

それでも頑張って9橋、制覇しました。

着物もほしい、川も歩きたい、という欲張りばあさんでした。

着物と帯は測ってみたら、ちょうど2キロでした。

川歩きの話はまたのブログで。

*******

この日の装い。

水色の無地着物はリンリン屋さん。


ブルーの帯は、ラブズキモノさん。

帯締めは自作。

*******

「一日一句」

春なかば 着物も川も 趣味のうち


 

0 件のコメント: