2025年6月14日土曜日

神代植物公園のフィールドワーク

 先週、大学の授業の一環で、東京都立神代植物公園のフィールドワークに行ってきました。

ここは子供の頃から何回となく出かけているところですが、今回は専門家のガイド付でしたので、いろいろと新しい発見もありました。

まずは植物多様性センターに行きました。


セミナールームで座学をしました。
「多様性」とは何かを教えていただきました。

その後、庭に出て、島の植物について学びました。

まずは伊豆諸島の海岸を模した場所を歩きました。

伊豆七島は調布から約100キロ離れているそうです。火山の山で、気候も植物も異なります。



岩の隙間に咲いている植物たち。


岩の隙間で頑張っていました。百合のような花も咲いていました。


この場所に生えている葉っぱは、裏側が真っ白でした。


これは?
名前が可愛いので、写してみました。


南の島の植物の特徴を学びました。

○葉っぱにトゲがなくなる

○形が大きくなる

○花の色が変化する

などがあるという説明でした。

こちらはアザミですが、都内のアザミに比べてとても大きくて、トゲもなくなっていました。天敵がいないので、トゲがなくなるようです。


手に持っているのは本土のアザミ、手前が島のアザミですが、柔らかな葉っぱになっていました。

こちらのススキ(?)も、本土のは手が切れるほど硬いのですが、島で生えているのは柔らかくて、ふっくらとしていました。


紫陽花の葉はかなり大きかったですね。

手のひらと比べると、大きさが分かります。


植物多様性センターの庭では、雨が降っていたのですが、スタッフの方は、傘も差さずに丁寧に解説して下さいました。

その後は神代植物公園へ。

私はシニアの団体料金なので、200円で入園できました。

入口に展示されていた花菖蒲?

こちらは有名なショクダイオオコンニャク。

世界一大きくて臭い植物だそうです。


マスコミやネットでも紹介されていますね。

小笠原ゾーンへ。

ここでは主に小笠原諸島の植物について学びました。というのも担当教授の専門が、小笠原の植物なので、丁寧に教えていただきました。



こちらは小笠原のハイビスカスです。とても背が高かったです。

咲き始めは黄色で、ピンクになると枯れておしまいになるのだとか。


こちらは小笠原の絶滅種だそうです。


普通の植物のようにも見えましたが。

温室の前で集合写真です。

お勉強はここまで。

そして最後はゼミの仲間と一緒におそば屋さんへ。

「嶋田屋」さんで、池の景色を眺めながらいただきました。

他の人は豪華な天ぷらつきのおそばを召し上がっていましたが、私はシンプルなとろろ蕎麦にしました。

食後はみんなでバスで調布まで戻りましたが、そこでお別れして私は図書館へ。









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