2025年10月7日火曜日

「手づくり市」 から 「二宮金次郎」へ

この日は午前中は、ご近所の神社で開催されている「つくる市」に出かけてきました。

というのも、「きものファンファン」参加者のみなさんに、この「つくる市」をアナウンスしたところ、興味を持たれた方がいて、ご一緒したのです。

彼女は着付け教室でアシスタントをされているので、いろいろ着物の知識が豊富な方でした。

私が利用している「着物リメイク 弥弥」さん▼のお店の前で、写してもらいました。

その後は狛江まで出かけて、映画「二宮金次郎」▼を鑑賞。

こちらはfacebookでつながっている「さおり織」の方のご縁でした。

実は、私の今年の研究対象は江戸時代に飢饉に苦しむ農民を助けた人なのですが、その彼の50年後ほどの天明の頃に活躍したのが、二宮金次郎なのでした。

それにしても当時の武士と農民の格差はひどいものでした。映画なのでかなり誇張されていると思いますが、あのような身分差別の時代には戻って欲しくないと思いました。

多くの人が来場していました。

お土産に「二宮金次郎物語」という「すごろく」(?)をいただきました。

それによると、金次郎さんは1787年(天明7年)神奈川の栢山(かやま)村で生まれ、両親は早く亡くなってしまいます。弟たちとも離ればなれになり、その後、一人で荒れた土地を耕しました。

その後、小田原藩主から、下野国の桜町領(栃木県真岡市)の財政立直しを頼まれ、質素・倹約の方法を示して、借金返済をしました。この功績により幕府直属の役人になりました。

ところが小田原藩から派遣された侍は、百姓上がりの金次郎をいじめ抜きます。

そして成田山新勝寺にて21日間の断食。

その後、「尊徳先生」と呼ばれ、各地の600以上の農村で教えを説いて廻りました。

村人を救い、報徳思想を広め、69歳で亡くなりました。

という一生を送った方でした。

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映画の中では、成田山の貫主役をした田中泯が迫力ある演技をしていました。

この映画は自主開催ということで、今回は狛江市の上映実行委員会が主催していました。

映画会場の隣の広場では、「円縁マルシェ」という名前で、いろいろなお店が出ていました。

「ふろしき王子」から姓名判断、自然食品や自然化粧品、各種手作り品など20くらいのブースがありました。

みなさん、すごいパワーの持ち主ばかりで、熱気に溢れていました。

エコルマホールからバスで帰宅しました。


帰宅後、慌てて写真撮影。部屋がぐちゃぐちゃでお恥ずかしい。


白黒の東レシルックと、ベージュの千円帯(上野の着物おゆずりのイベントで見つけたもの)、帯締めは着物お譲り会でいただいたもの。


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