2015年4月5日日曜日

桜色着物で桜の見納め 1 ~谷中 天王寺~

今日の東京の天気は、菜種梅雨というのでしょうか、くもり空に細かい雨が降っています。
ということで、東京では昨日が桜の見納めだったかもしれません。

桜色の着物に、薄桜色の鼻緒の草履で上野方面に出かけたのですが、思いもかけない場所で、見事な桜と出会うことができました。


JR日暮里駅近くの天王寺というお寺の桜です。

ここは、天台宗のお寺だそうで、正式名は「護国山尊重院天王寺」▼というそうです。
かなり古い歴史を持つ由緒あるお寺のようですね。
詳しくはリンク先をご覧下さい。

入り口のところにどーんと大きなお釈迦様の坐像があって、びっくりさせられます。

ここの桜が見事でした。

こちらは花びらが白く、枝が上に向かって伸びていました。
花びらもかなり大きくて、桜というイメージとはちょっと異なるようですが、雪のような白さが見事でした。


こちらは花びらはピンクで、枝は下に向かって垂れています。
花びらは小さ目で、可憐な印象の桜でした。


全体を写すと、このような大きな枝垂桜です。
桜の足元にある旧式の井戸が似合っていました。


手前の白い桜と、後方に見えるピンクの枝垂桜。
もうちょっと角度を変えたら、良いコントラストになったかもしれませんね。


境内には茶色の猫がいて、芝の上で気持ちよさそうに寝ていました。

ちょうど「上野の杜彫刻会」という方たちの作品展も開催されていて、見事な手作りの仏像が展示されていました。

こちらは案内状の絵葉書ですが、横向きの仏像が面白いですね。


プロの仏像彫りの方から、主婦の方まで、それぞれみなさんが思い思いの仏像を彫られているようです。さまざまな思いのこもった仏像を鑑賞してきました。

普段はあまりお寺の中には入りませんが、見事な桜につられて、中まで拝見させていただくことができました。

美しいご縁に感謝したいですね。

(この項、続きます。)

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