2008年3月29日土曜日
お花見クラス会
高校のときのクラス会があったの。
普通、クラス会というと、卒業した3年生のときのクラス会が多いでしょ。
でも、今日のクラス会は1年生のときのクラスのメンバーだったの。
それもね、お花見をかねてのクラス会。
なんと、高校1年生から××年間、一度も顔を会わせたことのない人も会うのよ。
お互いに分かるかしらと、心配だったけれど、駅の改札口で会ったとき、すぐに分かったわ。
メンバーは10人。
職業もいろいろで、動物園の獣医さん、国会議員の秘書さん、大企業の常務さん、自分で会社を起業した人・・・・。
でもね、そんなこと関係なく、すぐに打ち解けました。
それにこのクラス会の中心は、当時の担任だった英語のS先生。
とてもユニークな先生で、今ももうすぐ85歳とは見えないお元気ぶり。
スタスタ歩かれるし、記憶力も抜群なのよ。
駅からはバスに乗って都立武蔵小金井公園へ。
ここは桜が有名なの。
園内には1800本の桜が咲いているとのこと。
桜もちょうど満開。おまけにお天気も良くて、最高のお花見日よりでした。
私たちが初めに向かったのは、「江戸東京たてもの園」。
ここには高橋是清の家を初め、農家の家、商店などいろいろな古い建物があるの。
「千と千尋の神隠し」のモデルとなったお風呂屋さんもあるのよ。
私たちは広い庭園をお散歩したのだけど、高校生の社会科見学みたいな雰囲気だったわ。
それにしてもお花見のお客さんがすごい人数。
みんなが食事をしたり、寝転んだりしているところにずかずかと侵入して、私たちは写真撮影。
中年男女が10人も揃うと、怖いものはないわね。
桜の花を写生していた人もいました。
その後は近くのファミレスでランチ。
久しぶりの再会で、ビールで乾杯しました。
その後はS先生のご自宅に場所を移しました。
高校生のときに、2回も訪問したらしいのだけど、まるで記憶がないのよね~。
先生のおうちではみんなリラックス。
お互い顔も名前も知っているのだけれど、何しろ、××年もの空白があるから、お互いにいろんな人生を歩んできたわけよ。
単身赴任の人もいるし、趣味の世界に入る人もいるし、浮気で修羅場を演じた人もいるし・・・・。
今日の一番の目玉は、先生が大切に保管していた当時のクラス日誌。
毎日、日直さんが記録をしていたのだけど、すごく価値があると思うわ。
まだ15歳か16歳の頃の自分の筆跡を見つけて、信じられなかったわ。
あの頃って、本当に若くて、みんな純情で、楽しかったな。
お宝の写真もいただいたの。
これはそのうちに公開するので、お楽しみに!
最後に先生の書斎に案内されて、そこに置いてある本を自由にお持ち帰りしてくださいという先生のお言葉。
みんな思い思いの本をいただいてきました。
先生のお宅でさよならをしましたけど、先生も奥様も私たちの姿が見えなくなるまで、ずっと手を振ってくださっていたの。
なんだか映画の一シーンを見ているような錯覚になったわ。
長い人生の間のほんの1年間しか一緒にいなかったのに、どうしてこんなにみんな仲がいいのかしら。
昔の仲間と一緒のひと時を過ごせて、本当に良い思い出となりました。
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4 件のコメント:
久しぶりに・・と言うのかしら!楽しそうだったね・・10人と言うの、ゆっくりと話が出来る人数だわね。先生も85歳になられるのね・・数年前にお会いした時は全くお変わりなく、なんだか、年だけは追いついた気がしましたよ。またいつか、お話聞いちゃお♪
まあ、素晴らしい再会でしたね。同じ教室で学んでも、このようなきっかけがないまま、生涯会うことのない人がほとんどですものね。
××年もの空白があっても、学生時代の面影は皆あるんでしょうか。
トントンへ
先生はすごくお元気でしたよ。
カンカンが先生との連絡を引き受けてくれました。
思い出の写真がたくさんきちんと整理されていて、「ああ、こんなことも本当にあったのね」と思い出が新たになりました。
マサさん、私もみんなの顔がわからないのではと、思っていたけれど、すぐにわかりましたよ。みんな年はとっても、話し方とかは全然変わらないものです。早口の人はやはり早口だし。××年の空白はすぐに埋まるものですね。
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