岩合さん猫展

ひょんなことで知り合いになったＡさんから、岩合光昭さんの写真展が良かったと教えてくれたの。

岩合さんといえば、知らない人はいないほど有名な動物写真家。

これまでにパンダの写真や、世界中の撲滅の危機に瀕している動物写真展などを見てきたけれど、今回の写真は「ニッポンの猫」という展覧会。


どういうわけか、会場は桐蔭学園なんだそうです。
桐蔭学園って、野球でも有名だし、東大にもたくさん進学している学校よね。

ということで、柿生駅まで京王線と小田急線を乗り継いで出かけました。

柿生って、通過したことはあるけれど、下車するのは初めて。
何というか、ひっそりした駅でした。
駅前からバスに乗って行きます。


１０分～１５分くらい乗ったかしら。
桐蔭学園入口というバス停でバスを降りると、道の左右に狛犬がいて、どうやら参道のようです。


参道の坂道を登りきると、「日露戦争戦没記念碑」が立っていました。


学校の敷地内に神社があったのよ。だから狛犬がいたわけね。


これが写真展の開かれているメモリアルホール。とても立派な施設。さすがに私立ね。お金のかけ方が違うな。


さてさて、「岩合光昭写真展　ニッポンの猫」の会場に入りました。


岩合さんが、日本全国の４５都道府県で写した猫の写真がたくさんありました。
北は北海道の猫から、南は沖縄の猫まで。
まだ写していない県は、あと２県だけなんですって。

「ニッポンの猫」の写真はこちらで少し、ご覧いただけます。ちょっと覗いてみてくださいね。

猫の写真を見ていて思ったんだけど、猫って１匹だけでももちろん可愛いのだけれど、２匹、３匹といるともっと可愛いと思ったの。

オスとメス、オス同士、親子、仲間の猫なんかがじゃれているシーンは、本当に可愛いわ。

美人猫、ブス猫、やくざ猫なんかもいて、笑ってしまいました。

武道派のＡさんもにこにこしながら、この写真展を見ていたのかしら？

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写真展のお隣では、岩合さんがキリマンジャロに行って、地球温暖化の危機を訴えるという６０分の映画も上映していたの。

ここのアンボセリー国立公園は私も３０年ほど前に行ったことがあるのだけれど、本当に素晴らしいところ。

ところが、今ではキリマンジャロの氷が少なくなって、水が不足して乾燥してしまっているそうです。

「さすが岩合さん！」と思ったのは、アフリカの言葉を自由にあやつれること。現地の人と日常会話は通訳を介さなくても大丈夫なのよ。

それにね、岩合さんのカメラ装備のすごいこと。
そりゃ、カメラマンだから当然なんだけど、ものすごい長い望遠レンズや重そうなカメラでパシャパシャと写すシーンは、見とれてしまったわ。
ま、オリンパスの提供だからね。


桐蔭学院のメモリアルホールというのは、一般の人にいろいろと公開の催しをしているようで、秋には星野富弘さんの絵画展もあるそうよ。


ところで、桐蔭学園をWIKIPEDIAで見たのよ。

昭和３９年創立、「真のエリート」を目指している学校らしいわ。

桐蔭学園は文武両道の男女別学の学校。
今では幼稚園から大学まであるようです。

広大な敷地にいろんな建物がありました。


この学校の出身者というのがすごいのよ。
芸能人では織田裕二、デーモン小暮、西川史子（女医）、
野球の高橋由伸、オリンピック選手多数、サッカー選手多数
漫画家のやくみつる

そうそうたるメンバーじゃない？

学校のある場所は、郊外といえば聞こえはいいけれど、はっきり言って田舎。
そんな田舎の学校からこれだけの出身者が出ているというのは、その教育方法が特別なのかしら。

私立学校のすごいパワーを拝見させていただきました。