2008年11月18日火曜日
ソウル・きれいツアー
(行きの飛行機の中からきれいに見えた富士山)
ふふふ、今度の旅行は、今までのような「源氏物語ゆかりの旅」じゃなかったのよ。
何せ、金遣いの荒い娘と一緒だったので、私もついつられて、東京ではできなようなことにお金を使ってしまうという体験をしてきました。
名づけて、ソウル・きれいツアー。
ウォンが安いといっても、食事はそうそう食べらるものではないし、ブランド物にも興味がないので、お金の使い道がなかったの。
それなら、自分の身体磨きにお金を使おうと思ったのです。
まず最初はあかすりエステ。
(火EVE汗蒸幕のパンフレットから)
これは話には聞いていたけれど、凄かったわよ。
お店に入ると上の写真のようなピンクのガウンとヘアキャップを渡されるので、服を全部脱いでそれに着替えるの。
そしてごく基本的なコースだけでも、
サウナ(ぬるいものと熱いもの)、お風呂(漢方、ハーブ、緑茶風呂など数種類)、ミストサウナ(宝石サウナ、ゲルマニウムサウナ)、あかすり、オイルマッサージ、きゅうりパック、シャンプーなど1時間30分くらいかかって、おばちゃんがごしごしと磨き上げてくれるのです。
これだけで8000円でした。
(カトリック教会の庭に咲いていた白いバラ)
あかすりを体験すると、人生観が変わるわね。
だって初めは人前で裸になるなんて嫌だったのだけど、何回もお風呂に入って、手術台のようなところで、下着姿(ブラとパンツ)のおばちゃんに、
「はい、上向き」とか、「はい、うつ伏せ」
なんて言われて、全身洗われていくうちに、恥ずかしいなんで気持ちは吹っ飛んでしまうのよ。
まるで自分がまぐろとか、あるいは荷物になったみたい。
言われるがままに体勢を変えて、ごしごしされるとね、人間の抱えている悩みなんてなくなりそうよ。
自分は単なる物体と化してしまうの。
(ソウル市庁舎の広場に咲いていた派手なお花)
さて、あかすりエステには各種のオプションがあって、足コース、美顔コース、肩こりコース、よもぎ蒸しコース、などなどあるの。
これは追加料金となり、自分で選ぶのだけど、基本コースだけでも全身マッサージがついているので、オプションをつけたらすごいことになります。
娘と私が挑戦したのは、うぶ毛とりコースというもの。
これは絹糸一本で、秘伝の技を持つおばちゃんが、顔のうぶ毛を取ってくれるの。
どうやってするのか自分では見えないのだけれど、糸を顔に沿わせて、ピッと取るの。
唇の下の凹んだところとか、眉毛の下とかそういうところまで、すべて取り去ってくれて、顔がピカピカ?
(これはサウナに入っているところ。すごく熱いので麻の布をかぶります。怪しいわね)
その後で、娘は顔のパックをしてもらったようです。
私といえば、日本では絶対にしないと思うんだけど、眉のアートメークというのをしてもらったの。
毎朝、眉を描くのが左右揃わなくてうまくいかないし、おまけに夕方になると取れかかってしまってイヤだったの。
それで「3年間は消えない」という保証付きのメークをしてもらったの。
まずは、眉のあたりを蒸したり何やらしてから、最初は眉墨で描いてもらうの。
それで形が気に入ると、歯医者さんで歯石を取るようなカリカリカリという音がして、描き始めるの。
へへ、きれいになったかって?
本当はもうちょっと鋭角の眉が好きなんだけど、三日月眉というか、天平時代の女性のような眉になっちゃったわ。
夜、洗顔した後に、娘が言うには、「まだ化粧をしているみたい」。
そう、素顔なのに眉だけばっちり、というのもなんだか妙な顔です。
でもね、帰国してもダンナは全然気づかないのです。
そんなものなのかしらね?
(ホテルのロビーに飾ってあった蘭の花)
さて、翌日は今度は足のエステに行ったの。
これもすごかった~。
お店に行くと、スカートやズボンを脱いで、ピンクのハーフパンツに着替えます。
そしてベッドに横たわると、まずはかかとの角質削り。
これはかかとが、すごくすべすべになって気持ち良かったわ。
その後は、足をもんだりこすったり、しぼったり、70分くらいずーっとマッサージをしてくれました。
それも足だけでなく、頭や肩、腕もぜーんぶもみほぐしてくれたの。
これで2800円くらいは安いでしょ。
(何とかという人気グループ。あちこちにポスターがあったわ)
その後はネイルサロンに行きたかったのだけど、どこのお店も予約で満員。
おまけに日曜日はやっていないところが多くて、体験できませんでした。
残念。
ということでソウルではきれいツアーを体験してきたけれど、町にはこぎれいな化粧品やさんが山ほどあるのよ。
お店で何か買うと、試供品をこれまた山ほどもらえるの。
娘はパックをいろいろ買い占めたようです。
ブルーベリーやら、アロエやらなんでもあります。
(娘が買ったパックの数々)
私は口紅を買ったのだけど、これはリップの真ん中にグロスというか白っぽいものが入っていて、塗るとつやっぽくなるもの。結構気に入りました。
日本のSKⅡなども安く売っていたようです。
とにかく、ソウルは化粧品天国ね。コスメフリークの人はたまらないだろうな。
韓国というと、一昔前まではキーセンツアーとか言って男性天国のようなところだったけれど、今ではヨン様を初めとして、買い物やエステと女性向けな観光地になっているのね。
びっくりしましたわ。
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12 件のコメント:
熟読してしまいました(笑)
韓国って、知っているようで知らなかったようです。
いつもすっぴんのあたしには関係ないかなぁ。
でも、眉毛タトゥーは興味ありますよ!
眉毛くらい書かなくちゃと思いつつ、いつもすっぴんか、ハゲているので(笑)
日本だと高いんですよね~。
韓国に眉毛書きツアー・・・・・
の方が高くつくか(笑)
とっても興味深いレポート(?)でした。
男では体験できないツアーで、面白かったですよ。
色々な場面を想像してしまう。(笑)
史子さん、日本で眉毛メークをしてもらうとどれくらいなのかしらね?
すごく高かったら嬉しいな!
ははは、諏訪ッチさんからコメントが来るとは思わなかったわ。
たしかに男性旅行客では経験できないかもしれないですね。
変な姿を想像されたら困るなー。
友達お薦めの所は、キャンペーンで3万5千円くらいでした。
でも、イザと云う時にはキャンペーンが終わっていて、4万強だったと思います。
そこはお薦めがあったからその気になりましたが、3万円台ではちょっと怖いですね。
お化粧自体が体質に合わないので、顔がかぶれちゃったりしたら、イヤ~ん(泣)!!です!
ところで、お話は変わりますが、諏訪に「フランス座」と云うストリップ劇場がありましたww
諏訪ッチさんは行ったことがないと「仰って」ましたwww
ふふふ・・・
史子さん、日本でするとやはり高いのね。
ソウルではその半分以下でしたよ。
でも、やってもらうときは、ちょっと怖かったですよ。かぶれはしなかったけれど。
フランス座って、浅草に有名なところがありましたよね。
諏訪ッチさんは、そういうところには出入りはしないと思うけどね。ふふふ。
わぁアートメイクまでしてきたの?
びっくり!
私も昔やったのが禿げて来てるのでやり直したいんだけど6万から4万位はかかるのよね。
今は素顔でも合うようなアートメイクが主流です。
しかしかぶれたり目に(アイライン)炎症がおきたり色々とややこしいのも事実です。
逮捕者まで出ているので信用のおけるところでやらないと怖いです。
でもでも楽ちんですものね。
ますます韓国に行きたいわぁ(笑)
エステしに!
さとさんは、いつもお客様相手にお仕事しているけれど、たまにはしてもらうのも気持ちいいですよ。
そう、眉毛はいいけれど、アイラインは怖いですよね。もっとも私はアイラインってしたことがないんですよ。狸顔になっちゃうからね。
そのお店の人が小雪さんみたいにきれいな人で、その人の眉につられてしまったの。
6万円もしてはげちゃうならもったいないわね。
私の職場でもよく韓国に行く人がいて
コスメはよくお土産でいただきます。
果物のパックとか・・
パッケージがきれいです。
韓国の女性はきれいですか?
みんなチェ・ジュウみたい?
そうなんだ、カンカンの職場の人も韓国ファンが多いのね。
化粧品屋さんに行って、買い物をして、パスポートを見せると、いろんなお土産をくれるんですよ。
パッケージが全部ハングルなので、ちょっと困るんですけどね。
韓国の女性は太っている人はいなかったわね。チェ・ジュウは特別だろうけれど、すっきりしましたよ。
興味深い話、満載ですね!
ピンクのガウン姿、一瞬としちゃんと娘さんかと、思いましたよ。
眉のアートメイク、すごく関心あります。私、不器用なので上手く描けないんですよ。何度か眉の手入れをしてもらったことがあるんですが、眉をチョチョとカットして、チョチョと描いて、ほんの4、5分でしょうか、これで1500円。でも、夜洗顔すると元の木阿弥(涙)
お会いするのが、とっても楽しみになってきました~♪
ははは、衝撃のレポートでしょ。
ガウン姿は同じだけど、私たちの場合は、熱くてこんなににこやかな顔をしていなかったわよ。引きつっていた。
そういえば、今度マサさんにお会いするのよね。あまりじろじろ見ないでねー。
眉のお手入れだけで1500円は高いな。
数日くらい続くといいのにね。
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