夏の京都 １２ ＜平等院＞

７月２９日、宇治の中村藤吉本店でお昼とかき氷をいただいて、お腹はいっぱいになりました。

その後は平等院まで出かけることにしました。


平等院には、たしか１０年くらい前に来たことがありますが、ちょうどお盆の暑い時でした。
その時はお庭を修理している最中でした。

平等院といえば、藤原道長の息子、藤原頼通が建てたとして有名です。
初めは別荘だったのを、当時は末法思想が流行していたので、極楽往生を願うためにお寺にしたそうです。

宇治に行った日は暑かったこともあって、あまり写真を写しませんでした。
すてきな写真はさとさんのブログでお楽しみください。


平等院は世界遺産としても有名ですね。
その中でも鳳凰堂は１０円玉に描かれているので、誰でもその姿を思い浮かべることができます。
鳳凰堂には阿弥陀如来像がいらっしゃるのですが、暑いので、鳳凰堂はパスしてしまいました。

その代り、鳳飛翔館という２００１年に新しく開館された博物館へ行きました。
ここは地下にあって、涼しくて楽チンでした。

「鳳翔館」では、数々の宝物が展示されています。
また最新デジタル技術によるさまざまな映像が見られて、鳳凰堂に行かなくても、見てきたのと同じ体験ができました。
凄いなと思ったのは、その色の素晴らしさ。阿弥陀如来も当時は鮮やかな色合いの仏さまだったのが分かりました。

面白かったのは、雲中供養菩薩という雲に乗っている小さな菩薩たち。
みんなそれぞれ楽器を持っていて、空を飛ぶいろいろなポーズをしていました。とてもユニークで可愛いのですが、これも国宝だそうです。

さぁ、これで宇治の三大名物　宇治市源氏物語ミュージアム、宇治金時、平等院を体験したので、もう言うことはありません。京都駅まで戻ることにしました。


普通の旅行者だったらもっとあちこち見物するのでしょうが、京都はまたいつでも行けると思うので、今回はここまで。


おっと新幹線に乗る前に、また駅前の京都タワーで入浴してきました。
汗を流してさっぱりして、東京へと戻ったのでした。

２日間の夏の京都シリーズ、おしまい。