港区白金台にある松岡美術館で、「エコールド・パリ展」を見てきました。
私は美術にはあまり詳しくはないのだけれど、それでも良く知っている有名な画家の絵がたくさん展示してありました。
ここは写真撮影OKの美術館なのでした。
フラッシュを焚いての撮影と、携帯電話での撮影は禁止なのだけど、普通に写すのはOKというところで嬉しかったわ。
ゆっくりとカメラを構えている時間がなかったのですが、いくつかご紹介しますね。
上は、シャガールの「婚約者」。実物はとてもきれいな色合いでした。
これもシャガール。なんだかサーカスのような絵でしたね。
ちなみにシャガールってこんな顔をしていたそうで、自画像っぽいのが、よくいろいろな絵に登場していたそうです。
これはユトリロが描いたモンマルトルの町。いかにもパリ、といった感じね。
ピカソの「ドラ・マールの肖像」。ピカソの絵だということはすぐに分かるでしょう。
やさしい雰囲気はローランサンの女性像。
キスリングの「グレシー城の庭園」。これを見ていたら、どうしてもパズルにしてほしいと思いました。何せ私は強力なパズラーなので。
これもキスリングだったかしら? やけに目に付きましたね。
ご存じ、藤田嗣治。
たくさんの画家の絵が展示してありました。
この美術館のすごいところは、ここは私立美術館で、松岡清次郎さんという実業家が、ひとりで美術品をオークションなどで集め、それを80歳になったときに、広く一般にも開放しようと思い立ち、そしてなんと95歳で亡くなるまで、松岡翁の蒐集癖は続いたそうです。
他にも中国の美しい陶磁器などが展示してありました。
すばらしい財産を私たち庶民にも見せてくれるのは、嬉しいことですね。
<この項、続く>
8 件のコメント:
としちゃん、お忙しいようなのに、さすがの行動力ですね。
私も、絵は詳しくないけど、ユトリロはわりと好き。彼の生き方にも興味があります。
写真OKというのも、日本の美術館では珍しいわね。
おととい行った武者小路記念館でも、確かダメだったみたい。たいして上手な絵でもないのに。おっと、失言です(汗)
マサさん、実はこの展覧会は、招待券ゲットマニア(?)の友人が、入場券が当たったので、それで誘われて行ったの。
そうそう、ここは写真OKなので良かったわ。絵画は保存のために暗くしてあるところが多いけれど、ここはそれほど暗くないし、1階などは明るくて、ホテルのロビーみたいでしたよ。
実篤さんの絵くらい、写真に撮らせてもいいのにね。
エコールド・パリ展、その昔どこだったかでキスリングを中心とした展覧会を見た記憶があります。
シャガールの小品が好きです。
ここには行ったことがないのですが、写真OKと言うのはいいですね。
ルーブルなんて、イーゼルを立てて、模写をしているのを見て衝撃でしたけれど、文化の違い?・・だけなのかしら。
こんな風に紹介してもらえると嬉しいですよね。
フランスびいきのトントンなら、エコールド・パリはぴったりかもね。シャガールのはあまり大きな作品ではありませんでしたよ。ポスターくらいのちょうど手ごろな大きさだったわ。
ルーブルでは、模写もOKなの? そりゃ、すごいわね。普通の展覧会というと、傷つけたくないというか、照明もすごく暗いし、大事にしすぎている感じで、気楽に見られないわ。ここはその点、オープンで良かったわよ。創設者の肝っ玉の太さが引き続いているみたいでした。
としちゃんの行動力に感心してたのよ!
耳かゆくなかった?
絵画に疎いけどこの作品なら私でも知ってるわ。(何でも疎いのだけど・・・汗)
間近で見れるし写真もOKなんて粋な計らいですね。
としちゃんの幅広さ脱帽です~
さとさん、ひょっとして真蘭さんとうわさ話でもされていたのかしら?
私も絵画の世界はよく分からないのだけど、実物を見て、それで判断するのもいいかな、と思って出かけたの。その結果、人間が描かれているのが好きなのかなと思いました。
分かりやすいからでしょうね。
絵画のセンスもお花のセンスもなくて、非常に単純な人間なんですよ~。
連休は特に計画がないので
白金の自然教育園にゲンノショウコを見に行くことにしました。
ここにも寄って見ようかしら・・
落ち着いた美術館のようですね。
初めて知りました。
カンカン、ここは自然教育園をもう少しまっすぐ歩き、交差点を左折したところにあります。私もこの美術館のこと知らなかったけれど、それほど混んでもいないし、よかったですよ。
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