2010年4月6日火曜日

花冷えの京都 その6 朝のお散歩

3月30日は朝から着物で北野や祇園界隈をあちこち歩いたので、さすがに疲れて翌日はゆっくりと寝ていました。

それでも恒例の朝のお散歩に出かけました。

御池通りを東に歩いて行くと、立派な黒板塀が見えました。


これがかの有名な柊家。川端康成の定宿だったそうね。

もうちょっと歩くと京都市役所が左に見えます。

そこを右折すると、「敵は本能寺にあり」で有名な本能寺。織田信長が明智光秀に討たれたところね。


でも本能寺の「能」の字は、右側がちょっと違っていて、一瞬、違うんじゃないのかしらと思ってしまいました。

そこから河原町通りを南下して、今度は三条通りに曲がります。

この辺り、私の好きな町家が多く並んでいます。


足袋屋さん。足の形に合うように誂えてくれます。


こういう黒と茶色のトーンが好きなのです。

これは明治時代の家で、当時は時計屋さんだったそう。国の有形文化財になっているそうです。


重厚な感じですよね。


こちらは私の好きなお店。センスの良いものが少しだけ並べてあります。


こういう建物を見ていると、落ち着いた気持ちになれますよね。私の住んでいるところでは絶対に見られない建物です。こういうのは、永く保存しておいてもらいたいわ。

もうホテルはすぐそこ。

朝のお散歩は人が少ないので、ゆっくり歩けるからいいですね。

あまりに寒いので、いったんホテルに戻りました。

コーヒーを飲もうとレストランに入ったら、ホテルには外国人がすごくたくさんいて、「ここは日本か?」と思ったくらいでした。

この後は、西陣までお散歩です。
続きはまたね。

2 件のコメント:

マサ さんのコメント...

京都はちょっと歩くだけで、有名なお寺や由緒ある建物や歴史を感じさせるお店に、出会えますよね。
京都ではずっと着物で過ごしたのかしら?
「京都に住みたい」と思ったりはしないの?

おおしまとしこ さんのコメント...

私はあまり大きなお寺とか有名なお庭にはそれほど興味がなくて、町家やあまり有名でないお寺や神社が好きですね。着物だったのは初日だけ。この日は黒のパンツでしたよ。
京都は住むというよりも、時々訪れて日ごろに垢を落とすようなところでしょうね。住むなら太平洋側や瀬戸内辺りの暖かいところがいいわ。