2011年9月8日木曜日

「深川恋物語」

このところ飛鳥時代の小説などを読んでいましたが、やはりウエザ・ワールドが懐かしくて、また江戸時代の小説に戻ってきました。

そう、「深川恋物語」は宇江佐真理さんの短編小説集です。
どれも深川を舞台にしたお話で、恋人との別れ話あり、ハッピーエンドありといろいろ6つのお話が揃っています。淡い恋あり、濃密な恋あり、三角関係あり、せつない恋、と恋とりどりの内容です。


どうしてこの本を選んだかというと、今度、「深川街歩き」という楽しい催しがあるのです。
宇江佐さんの本の舞台になった深川の街を歩くというツアーです。
小説の中に出てくる町や川をこの目で、この足で確かめられるなんて、なんという幸せでしょう。

この企画は「あれこれ」という着物の雑誌で探しました。
詳細はこちら▼

深川にあるカフェで俳優の方が本の朗読もしてくれるのだとか。

深川は私の祖母の生まれ育った町ですし、また着物の雑誌の企画なので着物も楽しめそう。
今からとても期待しています。

本と街歩きと着物、私の趣味がうまい具合に揃っているのです。

4 件のコメント:

マサ さんのコメント...

「深川街歩き」とは、ほんとに楽しそうな企画ですね。
としちゃんは、こうした興味を惹かれるイベントを探し出すのが、とっても上手ね。
情報量が豊かなんでしょうね。
お天気がいいといいわね。

おおしまとしこ さんのコメント...

マサさん、いい企画を見つけたでしょう!
これを見た時はどうしても行きたいと思いましたもの。
小説の舞台、それも江戸時代の話の舞台になっているところを歩けるなんて幸せですよね。

そうそう話は別ですけれど、今日のA新聞の夕刊に「朱花の月」に出ていた男優のことが載っていましたが、彼は今まではケイタリングサービスの仕事をしていたんですって。それが監督の目にとまり、主人公に抜擢されたそうですよ。そんなに素人には見えませんでしたよね。

さと さんのコメント...

私もマサさんと同じでとしちゃんは情報量が豊かで上手に探してくるなぁ~感心しながら読んでます。
でもこの本の恋模様はちょっと読んでみたくなるわね(笑)
京都も探せばあるんでしょうけどね。
東京は規模が違うね。

おおしまとしこ さんのコメント...

さとさん、私は情報のアンテナだけはいつも張っていますよ。その中で自分にピンとくるものを選んでいますが、割と当たり外れはないみたいね。直感ですけれど。

京都恋物語というのもきっとあるでしょうね。お話がいっぱいできそうだわ。舞妓さんと学生の恋物語とか、町屋の若旦那と京都に旅行に来た人妻の話とか・・・。

宇江佐さんはほんとにうまい小説を書く人ですよ。