これは新内の若手お師匠さんである延千代さんが、パソコンとプロジェクターを駆使して大型スクリーンに江戸情緒たっぷりの映像を映し出して、唄とおしゃべりで解説してくれる大江戸文化講座なのです。
会場は真蘭さんのお花▼のおけいこ場でもある、世田谷の呉服屋さん「千歳屋」さん▼。
お店の入口には、七夕が近いので笹の葉に願い事を書いた短冊が飾ってありました。
どこからともなく粋な音が聞こえてきたかと思うと、延千代さんが三味線片手にお客様をお出迎えしているところでした。
延千代さんは江戸時代の文化や生活に詳しいのいです。
ユニークな「大江戸検定クイズ」もありました。当たった人にはお菓子のご褒美がありました。私も当たりましたよ。
下の写真は、「吉原はどこにあったか?」とか「花魁をモノにするにはいったいいくらの費用がかかったか?」などの基本的なレクチャーをしているところ。
パワーポイントの制作も全部ご自身でされているのです。
その後で、三味線を弾きながら、艶っぽいお声で新内「籠釣瓶花街酔醒」を披露しました。
スライドの花魁の絵もとてもすてきでした。お友達が描いたそうです。
端唄や都都逸なども披露されて、会場は江戸のムードでいっぱいになりました。
私が気に入ったのはこの唄。
「かわいいお方に謎掛けられて 解かざあなるまい繻子の帯」
ふふ、色っぽいですよね~。
三味線や唄も楽しめて、おまけに大江戸通になってしまうという、お得なライブでいした。
このライブはこれからまだ2回行われる予定だそうですから、新内を一度聞いてみたいという方はどうぞ。
延千代さんのHPはこちら▼。
この日の装いは、私の誕生月の花である百合の絵の帯にしました。
白地に白百合なのでちょっと見づらいのですが、ラメ入りできらきらしています。
写真の色に統一性がありませんけれど、後ろ姿はこんな感じ。
補正してないので、お尻の所がイマイチですが・・・。
思い起こせば、私が生まれて初めて自分で着物を着て外出したのは、2年前、千歳屋さんで行われた延千代さんのライブだったのです。
あの時のこと▼を思い出すと恥ずかしいですね。
6 件のコメント:
すれ違いで残念です。
今、蓼科にいます。
7月14日に千歳屋さんで「着物で歌舞伎」
というイベントがあります。
歌舞伎の解説がついたもので、としちゃんには
物足りないかもしれませんが、切符がまだ
あるそうです。宜しかったら参加しませんか?
私は午前中お花のお稽古、午後そのまま
歌舞伎に行きます。
真蘭さん、蓼科からコメントありがとうございます。
14日の歌舞伎鑑賞は国立劇場ですよね。出演者に好きな役者さんがいるので興味があります。今のところ14日の予定があやふやなので、分かったらご連絡しますね。
まぁ、7月の誕生花は百合なんですか?
「歩く姿は百合の花」っていうけど、私たちにぴったりの花ね(笑)
ゴールドの帯がゴージャスだわ。紺地の着物にとても合っています。
「大江戸検定クイズ」は、としちゃんには朝メシ前だったでしょ?
マサさん、7月の誕生花って百合じゃなかったでしたっけ? まぁ、いろいろな説があるのでしょうが、清楚な百合ということにしておきましょ!
帯はゴールドっぽいですけれど、シルバーです。1050円でした。
「大江戸検定クイズ」はかなりマニアックな問題もあって、難しかったわ。
お越しくださって、本当にありがとうございました。m(_ _)m
そういえば、初めてライブに起こしになったとき、お着物が初めてだとおっしゃっておられました。(@@)
あれから、短期間に!!
もう、どこから見ても着物通です。
土曜日のお召し物も、涼しげですっきりとしていて素敵でした☆
いつも、いい加減に着ている私は、、、見習わなければ。。。(^^)v
延千代さん、大江戸ライブお疲れ様でした。
いろんな機材を運んだり大変だったでしょう。
終わった後はほっとされたのでは?
それにしても雨が降らなくてよかったですよね。
延千代さんのように着付けの先生から見られるのは恥ずかしいな。
また四谷や神奈川のライブも頑張ってくださいね。
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