今年の4月に狛江の「桜庭サロンコンサート」で聞いた山本普乃さんの三味線▼が素敵だったので、昨日は地元の「た○くり」に彼女のユニット「三糸」コンサートを聞きに行きました。
「三糸」というのは、山本さんと上原潤之助さんという二人の三味線弾きのユニットなのですが、古典曲だけでなく、ジャズや民謡の要素がたっぷりの曲を演奏していました。
今回弾いた曲はほとんどが山本さんが作曲された現代音楽でした。現代音楽と言うとちょっと難しそうですが、実に楽しい曲が多くて、ポップな感じ、民謡っぽい感じ、雄大な感じの演奏でした。
このコンサートにはお二人の他に、一七弦の箏、横笛、太鼓・堤なども加わっていてオーケストラ風でした。
ステージの真ん中には、どーんとドラムのように置いた太鼓があり、また照明もカラフルで素敵でした。長唄三味線の演奏会などでは、つい眠気が襲ってきてしまうのですが、このコンサートではみんながノリノリだったので、眠る暇もありませんでした。
前半の部では山本さん、上原さんのそれぞれのお弟子さんたちも演奏していましたが、中でも注目を浴びていたのは山本さんの12歳になるお嬢さんの三味線演奏でした。水色に花柄の夏着物を着ていましたが、とても可愛らしくて将来が楽しみです。
演奏はなんと二時間半もあり、たっぷりと楽しい曲を聞くことができました。
大サービスですね。
アンコールは「ソーラン節」で賑やかに終わりました。
こちら▼でお二人の演奏が聞けます。
そうそう、ついでながら、会場の冷房がきつくて、すごく寒かったんですよ。
でもあいにくと洋服だったので、冷えること冷えること。
通路のすぐの席だったので、足元が広かったので、座席におばあさん座りしてしまいました。
あーあ、着物にすればよかったと、つくづく後悔しましたね・・・。
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