2012年11月2日から3日にかけての名古屋1泊旅行記も終わりに近づいてきました。
「着物カーニバル」を後にした私は、また地下鉄に乗り、名古屋駅を通過して、今度は東山線の亀島という駅に降りました。
この駅から「ノリタケの森」▼に行きたかったのですが、降りる場所を間違ってしまい、どうもおかしいと思っていたら親切な駅員さんが「ノリタケは反対側の出口だよ」と教えてくれました。
ノリタケは名古屋駅から歩いても行ける距離なのに、出口を間違ってしまったおかげで、かなり歩く羽目になりました。
この標識を見ると、ノリタケは名古屋駅からも近いということが分かりますね。
ところで驚いたのは、則武町というのがあったことでした。
私は「ノリタケ」というのは人の名前から取ったものだと思っていたのですが、町の名前だったのですね。
「ノリタケの森」を目指して歩いていたら、その日はファミリー向けのフェスティバルが行われるというポスターを発見しました。
入口に到着しましたが、「ノリタケの森」はかなり敷地が広いようです。
ミュージアムやギャラリー、ショールームなどがありました。
敷地内にはレンガ造りの建物が並んでいました。
なかなかお洒落な感じですね。
広場では家族連れが賑やかにイベントを楽しんでいました。
これななんでしょう? リス?
それよりも左の男性の頭のほうがすごいですね。
パンダもお出迎え。
こんな背高のっぽさんもいて、子どもたちは大喜びでした。
でも私はこういうフェスティバルのためにノリタケまで来たわけではないのですよ。
ノリタケといえばボーンチャイナ。
そこでその製品を見に行くことにしました。
残念ながらそこは撮影禁止でしたが、本当に素晴らしい製品がたくさんありました。
またノリタケの会社の歴史をビデオで見ましたが、まだ幕末のころから明治時代にかけて、昔の人がどれだけ苦労をしたかが良く分かりました。
ノリタケという会社は森村さんという兄弟によって創業された会社です。
明治22年(1889年)のパリの万博で美しい磁器を視察した森村兄弟は、日本でもそのような製品を作ろうと決意しました。
そして名古屋の則武に工場を作り、何度も試行錯誤をしながら「ノリタケチャイナ」を生むようになったのです。
本当に美しい製品ばかりでした。
私が驚いたのはノリタケは今では磁器だけではなく、セラミック製品や半導体などの部品をたくさん作りだしているということでした。それは磁器の研磨技術に基づいているそうです。現在では幅広い産業をしているということは知りませんでした。
今年の10月には銀座にノリタケのショールームがオープンしたそうですので、今度、見学に行ってみようと思います。
小腹がすいたので、フェスティバル会場でちょっと休憩。
名古屋名物の味噌味メニューの出店に行ってみました。
「肉みそご飯」を注文しました。
私の影が写ってしまいましたね。
ひき肉に甘い味噌を絡めてあり、とてもおいしかったので、お土産にこんなものを買いました。
「つけさん かくさん」のお味噌です。
ノリタケの中で開催されていた絵画展なども見て廻りました。
「ドニチエコきっぷ」というので今度は市バスに乗って名古屋駅まで戻りました。
この切符は本当にお買い得です。地下鉄またはバスなどを3回乗れば元が取れてしまうというスグレモノでした。
まだ新幹線まで時間があったので、名古屋駅直結の高島屋や駅の地下街などを歩いて時間をつぶしました。名古屋駅の地下街はこれまでにずいぶん何回も通ったことになります。
今回の切符は宿泊とセットの格安切符だったので、新幹線の時間を早めに変更することができなかったからです。
新幹線に乗ったらあっというまに品川に到着。
そして山手線に乗り換えて戻ってきたのでした。
今年3回目となった名古屋旅行でしたが、白鳥神社、熱田神宮、名古屋城、「着物カーニバル」、ノリタケの森などを、2日間とも着物姿で廻りました。
長い旅行記を読んでいただきまして、ありがとうございました。
2 件のコメント:
としちゃん、旅行記、お疲れさまでした。
いろんな場所に行かれて、たった2日間とは思えないくらい、充実した旅でしたね。
名古屋はいつも通過するだけなので、楽しませてもらいました。
「ノリタケの森ってなんだろう、変わった動物でもいるのかしら」と思ったけど、そうよね、ボーンチャイナのノリタケよね。
ノリタケって創業者が「則武さん」だと思っていました。地名なのね。勉強になりました。
マサさんもノリタケは人の名前だと思っていたでしょ?
則武町という看板を見たときには、ハッと驚きましたよ。
私が旅行記を書くとすごく長くなるのよね。
マサさんのように600字とかでびしっとまとめられるといいのですけれど。
実は来週、奈良に行くので、それまでには何とか仕上げてしまおうと、必死でしたよ。
コメントを投稿