まずは西口で嬉しかったこと。
京王デパートの中にある履物屋さん「ぜん屋」さん。
以前、こちらで買った草履ですが、ミニ富士山登山のハイキングの時に履いていったので、かかともつま先のほうもかなりダメージを受けてしまいました。
ダメもとで、持ち込んだところ、「大丈夫です。」と言われたので修理をお願いしました。
そしてなんと無料できれいにしていただいたのでした。
さすがの仕上がりでした。
写真は撮りそこなってしまったのですが、かかとの裏ゴムを替えて、破れてしまったかかと(靴で言うとヒールの部分)もきれいに接着していただいて、助かりました。
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もうひとつは東口での出来事。
伊勢丹で君野倫子さんとお会いできて、お話しできたことです。
私がまだ着物ことをよく分からないとき、君野さんの「きもの便利帖」はどれほど役に立ったでしょう。隅から隅まで何回も読んでいたバイブルのような本でした。
もうぼろぼろになっています。
その著者の君野さんが、新しいブランドの立ち上げのお披露目を伊勢丹でするというので、行ってみました。
君野さんは現在、ロサンジェルスにお住まいで、時々日本に戻っていらっしゃるそうです。
ロスの本屋さんで開いた着物ショー(?)のDVDを見ながらのトークショーでした。
このショーは、「不思議の国のアリス」をお芝居仕立てでされたものでした。
アリスを始め、ウサギや女王などの衣装(着物や帯)はすべて君野さんの私服だったというのが驚きでした。
鮮やかな帯や小物使いがとてもユニークでした。
きっとアメリカの人も大喜びだったと思います。
そのあとは、着物と帯のコーディネイトの実演がありました。
同じ反物にいくつかの帯を選んでいきました。
可愛いタイプにするには、白地に刺繍の帯がいいようです。
優しい感じになりますね。
モダンタイプにしたいときには、濃い色の幾何学模様。
きっぱりとした感じになりました。
こちらは半幅帯とのコーディネイト。
鯉のぼりのうろこのような模様の帯がとても可愛らしかったです。
君野さんは、「どんなときにでも着ることのできる着物」というのを理想とされていらっしゃるとのことでした。
また年と共に、だんだんきれいな色(ピンクやブルーなど)を着たくなるとおっしゃっていましたが、これは私も同感です。
図々しくも、トークショーの後に、ご一緒に写していただきました。
ご本での印象よりとても華奢で、柔らかい雰囲気の方でした。
優しいピンクの紬に、UFO模様の帯をしていらっしゃいました。
新宿では西口でも東口でも嬉しいことがあって、ハッピーな日でした。
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この日の装い。
きなり色に、黒、赤、緑、黄色などが織り込まれた紬のリサイクル着物です。
帯はしょっちゅう登場している黒の幾何学模様の帯。
新緑の季節なので、帯揚げと帯締めはグリーンにしました。
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