銀座の「いち利」という呉服屋さんです。
こちらのイベント▼に申し込みました。
「きねや足袋」の職人さんがいらっしゃいました。
見るからに腕もお人柄もよさそうな方でした。
行田にはかつては200軒も足袋屋さんがあったそうですが、今ではほんの少ししかなくなってしまったとのこと。
それでも「足袋博物館」▼というのがあるそうです。面白そうなところなので、いつか行ってみたいと思います。
私が椅子に座り、素足になって、職人さんに足を測ってもらいました。
足の長さ、甲の周囲、足首、あちこちじっくりと触りながら、メジャーで測ります。
そして、下の写真にある見本から選んでもらいます。
足の長さと形によって種類が分かれていました。
きねや足袋屋さんのサイズはこちら▼に詳しく出ています。
「うーん、小さくて細い足だなぁ。」
「標準の足袋ではダメだね~。」
とのこと。
足の長さは21センチしかありませんでした。
一番小さなサイズが21.5センチ。
それの「細型」というのを選んでくれました。
履いてみると、私の悩みである外反母趾がすっかり解消していました。
汚い足で見苦しくて申し訳ないのですが、右側の素足は親指の付け根が出っ張っているのに、足袋をはいたほうの足はほぼ直線になっています。
甲の部分がぴったりと足にフィットしています。
お店の人が集まってきて、「まぁ、きれい」「まるで笹の葉のようだわ」とびっくりしていました。
ほんと、笹かまぼこのようなすんなりとした足になりました。
一足25500円(税込)です。
踊りをする場合には、もう一サイズ細めのほうがいいそうですが、私は踊りは踊らないので、これにしました。
ただし、その型だと私には足首がきついので(つまり足首が太いということ)、こはぜを入れる糸の部分を付け直す手間がかかるのだそうです。それで500円追加になりました。
特殊サイズの人間は高くつきますね。
特別オーダーなので、出来上がりは9月1日とのこと。
私は冬には寒さよけにストレッチ足袋を履くのですが、そういう伸びるタイプの足袋は外反母趾にはあまり良くないとのことでした。
足袋屋さんは、足の骨の模型も見せていただき、いろいろと説明をしてくれました。
洗濯方法なども教えていただきました。
やはり対面しての販売はいいですね。
こいういう足袋を履くと、草履も新しくしたくなりますが、そこはぐっと我慢。
その後は、今年初めてのかき氷を探してあちこち歩きましたが、銀座のお店は良く分からないので、結局、新宿で。
こちらのかき氷は、あんこはおいしかったけれど、白玉が入っていなくて残念だったわ。
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この日の装い。
小雨がパラパラしそうなので、濡れても大丈夫なように小千谷縮みの着物。
骨董市で買ったものです。
藍色にピンクのお花は若向きかもしれませんが、気に入っています。
帯も濡れてもよいようにポリエステルの白い帯。
名古屋の大須商店街で買ったもの。
あまり気温が高くならなかったので、たくさん歩いても暑くなくて、助かりました。
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