4月に呉に行った時には戦艦大和を見学▼してきましたが、今回の横須賀では「戦艦三笠記念鑑」▼に行ってきました。
三笠公園というところです。
東郷元帥が「戦艦三笠」の前に立っています。
この船は、日露戦争の時に東郷平八郎大将が指揮をした連合艦隊の旗艦です。
明治38年に日本海において、ロシアのバルチック艦隊を撃滅する功績を立てました。
そしてそのことが、その後の日本の繁栄に繋がりました。
とても大きな船でした。
館内は入館料を払うと見学ができます。こちらもシニア料金を利用しました。
三笠は元々はイギリスで造船されたもので、奈良の三笠山にちなんで「三笠」と名づけられたそうです。
当時の最新鋭の戦艦であり、敵の集中砲火を浴びながら戦い抜いたそうです。
しかしその後、この船は沈没してしまいます。
それでも栄光あるこの船を保存しようとして、大正15年に記念艦となり、その後昭和36年に復元されたとのことでした。
マストの高さは56メートルとか。
とても高く感じました。
揺れる海の上で、ここに登るのは至難の業だと思いました。
船の先頭についていた菊のご紋章。
これは人形ですが、こうやって大砲を詰め込んだようです。
バルチック艦隊と戦っているところの絵画です。
この船には船員は900名乗っていたとか。
こちらは東郷元帥が打電したという「皇国の興廃この一戦にあり各員奮励努力せよ」という信号(Z旗)を掲げた絵です。
お土産屋さんでもそのZ旗は売られていました。
船長さんのお部屋。
この記念艦は本物の船をそのまま利用しているので、大和よりも迫力がありましたね。
沈没してしまった船を引き揚げて保存するというのは相当難しいことだと思いますが、よくできたものだと思いました。
ここには三笠のほかに、武蔵、赤城、伊勢、妙高などたくさんの戦艦のコレクションがありました。
20世紀の初めのころに、このような立派な船があったというのも驚きでした。
しかし戦争が目的の船は、作ってもらいたくないですね。
ちなみにこの日はめちゃめちゃ暑いという予報が出ていたので、洋服でした。
三笠にはたくさん急な階段があったのですが、もし着物で出かけていたら、絶対に登り降りは無理だったと思います。
(この項、続きます)
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