「高島ちぢみ」というのは、江戸時代の天明年間(1781年~89年)に、琵琶湖西岸の旧高島郡の農家が冬場の副業として始めた、伝統的な織物のことです。
横糸に強い「撚(よ)り」をかけ、布の表面に「シボ」というしわを出した織物で、「高島クレープ」と呼ばれることもあるとか。
表面に凹凸があり、肌に触れる面積が小さいため、さらっとした着心地が特徴で、綿100パーセントのため吸水性も良く、肌着の素材として重宝されています。
おとうさんのステテコとして、昔から有名ですね。
近江地方ファンの私としては、今年は、ずいぶんとこの「高島ちぢみ」のお世話になっています。
着物の肌着もこのちぢみにしたところ、さらっとしていてとても涼しく感じます。
また、普段にはこんなちぢみのチュニックも着ています。
服の両サイドにリボンが通っていて、これで丈を調節できるようになっています。
おまけにお尻が隠れる丈長デザインなので、体型もカバーしています。
普段使いには、とても便利なチュニックです。
初めはなんとなくダサいな、と思っていましたが、着てみるとほんとに涼しく、おまけに安いので助かります。2000円しなかったと思います。
お洗濯は、あまり脱水しすぎないのがコツかしら。
しぼがあるだけで、こんなに涼しくなるなんて、昔の人の工夫ってすごいものだな、と感じているところです。
4 件のコメント:
近江ファンですか、嬉しいです♪
夏のきものの下着は色々と興味あります。
またいいものがあれば教えてね。
先日の小千谷縮を自分で洗濯してちょっと色落ちしてしまいました。。。
脱水しすぎないのもコツですね。
しぼがあるのはホント涼しいわ。
高島って、よくさとさんがサイクリングに行っていましたよね。それで名前になじみがありました。
着物の下に着るものは、汗を吸い取ってくれて涼しいのが一番ですね。
あの小千谷縮みですが、色が微妙だから、それほど色落ちしたようには見えませんけど。
着物の脱水はほんの10秒くらいで、びちゃびちゃのままでよいようですね。でも衿のところがなかなか乾きませんね。
まあ、おしゃれなチュニックではないですか。ちぢみというとよくお婆ちゃんがきていた下着というイメージがありますが、良いものはちゃんと進化しながら残るのですね。
昔の人の知恵ってホントにすごいなと思うことが多々あります。特に夏、私はスイカに塩をたっぷりかけて食べるのがすきなのですが、これもアルカリなんとか飲料など取らなくても水分・塩分を一緒にうまく採っていた証ですね。食べ物の例えでなんだけど(汗)
お嬢さんのつかの間の夏休みは今日あたりで終わりでしょうか?私も娘には早くとついでもらって実家が天国だったことを知ってもらいたい。喧嘩ばかりなので私は今週中ばから北海道に逃げます。私が戻る頃敵は沖縄に飛びます。行き先を見るだけでも気が合わないのがわかるでしょ?
ひょっこりさん、北海道旅行、いいですね。お嬢さんとすれ違い、というのも良いかも。
うちだって、娘がずっといたら、お互いにむすっとすると思いますよ。たまにだから、いいのでしょう。
夏のスイカに塩、というのも、塩分補給にはぴったりですね。
昔は丸ごと買ってきましたが、最近ではそういうこともなくなりましたね。
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