先日は大江戸線を利用して、お出かけしてきました。
最初は「牛込神楽坂」で下車しました。
神楽坂へ行くには、JRの飯田橋から歩いてもよいのですが、今回は大江戸線で行きました。
神楽坂の坂を上って、ちょっと行ったところにあるギャラリー「フラスコ」で、きくちいまさんと米沢の着物屋さん「季織苑工房」さん▼がコラボをした「いまのいろ」▼発表展示会がありました。
きくちいまさんは、イラストレーター兼コラムニストの方ですが、着物の愛好者として有名な方で、着物の本もたくさん出していらっしゃる方です。
そのきくちさんが 「お守りのような着物」を作りたいというお気持ちで、山形県の着物屋さんと協力して、新しい着物を作られました。
「魔除け」になる着物なんて、いいですね。
どれもとてもきれいな色のものばかりでした。
私が一番気に入ったのは、こちらの真綿紬。
4色あって、ミモザ色、青磁色、薄い水色、濃い藍色でした。
私は真ん中の青磁色の反物が一番好きでした。
こちらは鮮やかな色の透ける反物。
ショッキングピンク、コバルトブルー、そして黒の三色が揃っていました。
写真だとその鮮やかさがうまく伝わらないのが残念です。
格子の反物。
素朴な感じがいいですね。
虹のような色の反物。
帯ももちろん、オリジナルです。
どれも、柔らかな色が最適でした。
他にも裂織の帯や、半巾帯もありました。
きくちさんとは、去年、結城のコンテストの時にお会いして▼、お話させていただきました。
今回は、米沢の町のこと、山形のことなど聞かせていただきました。
きくちさんがお召になっているのは、今回、発表されたグレイのお召。
ヘリンボーンのような模様で、スーツのような感覚でした。
帯は風に揺らぐポピーだそうで、色変わりもありました。
私の着物は、先週、たんすやさんのセールで買った550円の紬▼。
米沢というところは、日本最北端の織の産地だそうです。
冬は雪が積もり、夏は結構暑いところなのだとか。
「米沢紬」という言葉はよく聞いていましたが、実際にどのようなものがあるのかよく分からなかったのですが、季織苑工房の粟野さんによると、「どんなものでも作れる」というのが答えなのだそうです。それぞれが得意な分野を持っている織物屋さんが、米沢には数多くあるそうです。
会場では米沢の地図入り冊子や、郷土のお菓子もいただいてきました。
私もいちどは米沢に行ってみたいと思いました。
この後は、また大江戸線に乗って、新宿の中井まで足を延ばしました。
(この項、続きます)
2 件のコメント:
以前、写真のような格子柄の米沢織りの
ワンピースを買ったことがあり、
お気に入りです。山形の織物は洋服にも
よく使われていて伊勢丹によくでていて
尋ねると山形のいう答えが帰ってきました。
山形県はユニークな産業の発展をしている地域だと何となく思っています。
物作りのセンスがいいというか・・
私は昨日渋谷西武で開催最終日の
写真展”Advanced Style" という元気の出る展覧会を見に行っていました。
中井の町おこしのイベントも気には
なっていたのですが・・時間が取れませんでした。
山形産の洋服もあるのですね。
きっと肌触りが良くて、着やすいでしょうね。
米沢は上杉藩の城下町だったということが、町の性格に影響しているのかもしれませんね。
私は東北地方はよく知らないのですが、米沢には行ってみたいと思いました。
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