先日は、築地で三味似粋人JAPAN(シャミニスト・ジャパン)▼の義太夫ライブに行ってきました。
まずは野澤松也師匠の三味線解説から。
この三味線は、カンガルーの皮を使っているものだそうです。
第一部は昔話の「花さか爺」を元にした創作浄瑠璃「白狗心繋花咲翁」。
現代風にアレンジしたお話が絶妙でした。
第二部は、「義経千本桜 道行初音の旅」。
三味線2丁、それに鳴り物で合計5人の豪華な舞台でした。
そして、楽しみにしていた弟子の初お披露目でした。
新弟子の野澤松玖くんは、なんと16歳という若さ。
堂々と演奏していました。
三味線を始めてまだ10年も経っていないそうですが、見事な撥さばきでした。
とくに左手の使い方がすごくて、弦を棹の上から下にさーっと下ろすところが、決まっていました。
指が細く長くて、見とれてしまいましたよ。
長唄三味線は私と同じ流派だったそうで、親近感が沸いてきました。
これからも応援していきたいですね。
それにしても将棋の藤井聡太君にしても、ちょっと年代は上になりますが大谷翔平君にしても、最近の若者の活躍は、ほんとうにすごいですね。
今回は松也師匠のマネージャーであるKさんも、見事な小鼓を披露されました。
まだ習い始めて半年くらいということですが、長い曲をリードするように、きれいなリズムを刻んでいました。
お稽古を頑張っていたのだろうな、と感心しました。
会場には、演目に合わせて、桜の花が活けられていました。
今年は桜の開花が早かったので、使用する桜を探すのに大変だったそうです。
桜と共に写っているのは、生け花の先生です。
演奏者の皆様です。
鳴り物の福原鶴十郎さんが、三味線を抱えているのが面白いですね。
演奏が終わって、ほっとされたご様子のKさんと。
みなさま、楽しませていただき、ありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿