2019年4月7日日曜日

邦楽とお花見

邦楽が演奏されるところは、桜がきれいなところが多いですね。

こちらは半蔵門にある国立劇場▼
赤と緑の幟に、ピンクの桜が映えていました。


正面玄関前には、どーんと見事な桜が手を広げるように立っていました。


この日は「邦楽演奏会」第二部を鑑賞。
長唄、小唄、常磐津、清元、新内、義太夫、三曲、琵琶などの演奏がありました。
元NHKのアナウンサーの葛西誠司さんが司会をしていました。
この方は伝統芸能に詳しいのですが、やや話し過ぎというか、かなり目立っていました。


長唄は私が習っている流派のお家元が「四季の山姥」を演奏。
義太夫は竹本駒之助さんの「義経千本桜」でしたが、演奏前と終了後には掛け声がかかるほど、人気がある方なのですね。
どのジャンルも一流の方の出演で、迫力がありました。
ただ、あまりなじみのないジャンルの曲は、ちょいと眠たくなりましたが。

その後で桜を鑑賞。
ちょうどこの時は、「国立劇場 さくらまつり」が催されていました。


劇場付近のどこにどの種類の桜が咲いているかが、イラストで紹介されていました。


これは神代曙でしょうか。
ちょっと濃い目のピンクが、とてもきれいでしたよ。


白い花びらの桜。
これは駿河桜というのかしら。


後には東京FMが見えました。


この写真は、通りがかりの人に写していただきましたが、ちょっと顔色が悪いですね。
まだ肌寒い日でしたので、黒の道行を羽織っています。


この日の装いですが、午前中には孫と一緒に外出したので、汚れても平気なポリの着物でした。


帯は叔母の遺品のリバーシブル帯(緑×辛子色)です。


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こちらは四谷の紀尾井ホール▼へ行った時の桜。
後にニューオータニが見えます。


この辺りは、花びらが舞っていました。


「松永会」という流派の長唄三味線を鑑賞しました。
2月に「スク☆ハジ」のライブを鑑賞▼して、この演奏会のことを知ったのです。


古典的な長唄を3時間にわたり、聞いてきました。
「春の調」とか「四季山姥」など、今の季節にぴったりの曲の演奏がありました。
大人数での演奏「越後獅子」や「靭猿(うつぼさる)」は迫力がありましたね。

こちらは紀尾井ホールのロビーから写した桜。
ガラス越しなので、ぼんやりしていますが、東宮御所や都庁なども見えました。


その後は、四谷の土手を歩いて桜見物。
後に見えるのは、上智大学の校舎。


四谷の土手には上智大学の学生と思われるような若い人たちがたくさんいて、それぞれ楽しそうにビールを飲んだり、おつまみを食べたりしていました。
私が学生だった頃は、全共闘世代ですから、お花見をするなんてゆとりもなかったような気がします。
時代が変わったと言えばそれまでですけど、身近なことに幸せを見出す時代なのでしょうね。

この日の装いは、「ぽわる」さんの福袋の中に入っていた紫色の飛び小紋。
こんな色の着物は、自分では選びませんが、福袋というのもたまには良いものですね。


ちょいとお太鼓の大きさが小さすぎましたね。


かなり暑くなったので、羽織はやめて、Kocariさんのショール。
インドのサリーに刺繍をしたものだそうです。

紫×緑で合わせてみました。

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