2022年10月14日金曜日

日本橋川を歩く 6 三越界隈

前回、日本橋川を歩いたのは6月でした。

それからかなり日にちが経ってしまいました。

今回は三越に行く用事があったので、是非、その続きを歩きたいと思いました。

こちらの「東京市道路元標」からスタートです。

日本橋には、北詰と南詰があります。

三越のある北詰側です。

こちらは南詰の方です。


近くにある日本橋観光案内所には、昔の日本橋の柱が残っていました。

ちょっと人の通りの少ない道を歩いて江戸橋へ向かいました。

日本橋船着場がありました。

ここは「双十郎河岸」というそうです。東は市川團十郎、西は坂田藤十郎と書かれていました。歌舞伎役者対決ですね。

このあたりは大規模工事中で、ずっと白い塀が続いていました。これからどんな開発がされるのでしょうか。

江戸橋入り口は廃止されていました。


歩道橋の上から見た日本橋郵便局。


この日は日曜日でしたので、それほど交通量は多くありませんでしたが、平日はきっと混雑するのだろうと思いました。


こちらは江戸橋のたもとにあったビルですが、なんだか風格があってかっこよかったです。
日本橋ダイヤビルディングと書かれていました。


江戸橋を渡りました。


このあたりは、日本橋川と高速道路と普通の道路が入り組んでいて、なかなかおもしろい風景でした。


川を歩く時は、右岸と左岸によってかなり周りの景色や建物も異なります。それで時々、間違えてしまうのですが、今回もちょっと方向音痴になってしまいました。

そういう時の目安として、公園は割と役に立ちます。すぐに変わってしまうお店よりも公園は比較的変化がないのと、地図が掲示されていることが多いのです。

今回は「小網町児童公園」があり、これがあったので迷子にならずにすみました。


「皇太子殿下御成婚記念」というのがありましたが、今の天皇のことかしら? あるいは昭和時代の皇太子のころのことかしら?

鎧橋です。

橋のたもとに三角形のような石があり、そこに橋の名前が刻まれていました。

このあたりは兜町もあり、鎧に兜。合戦のイメージがありますね。

高速道路の下を通っていきました。


この近くには東京証券取引所がありました。

近くには、「鎧の渡し跡」という場所がありました。江戸時代初期からあるそうです。


少し歩くと茅場町の雰囲気が漂ってきました。左右どちらを見ても証券会社ばかりでした。

そういえばもう50年近く前のことになりますが、このあたりの証券代行会社でアルバイトをしていたことがあります。当時は東西線を利用していたはずです。

こちらは茅場橋。

この日の目的地は茅場町でしたので、ちょっと休憩しようと思いましたが、なかなかちょうどよいところがありませんでした。仕方なくドトールでマフィンとアイスコーヒーを頼んで、足を休めました。

蒔絵の展覧会、日本橋三越でもかなり歩いたので、川歩きはほどほどにして、茅場町の駅から戻りました。

日本橋川は、あとちょっとでおしまいになります。霊岸橋を過ぎればじきに隅田川に合流します。

新旧取り混じった東京の風景が見られる川を歩くのは、楽しいですね。

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この日の装い。

ちょっとひんやりするような気候だったので、今秋初めて袷のポリ着物にしました。

地味な色合いだったので、緑の長襦袢を着てみました。

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「一日一句」

江戸の秋 歩けば楽し 日本橋



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