2022年10月24日月曜日

さよなら国立劇場 子狐大活躍

日本の伝統芸能の拠点である半蔵門の国立劇場が、もう半世紀以上経過したので、建て替えとなりました。

できたのは1966年(昭和41年)だそうです。

ということで、今回は「初代国立劇場さよなら公演」でした。

この日の出し物は、「義経千本桜」のうちの、「道行初音旅」と「河連法眼館」のお話でした。

菊之助と菊五郎の親子競演、時蔵さんの美しい静御前が素敵な歌舞伎でした。

このお話は、これまで別の役者さんが演じたときにも見ましたが、子狐のアクロバットのような動きは、やはり若い役者さんでないとできないでしょうね。初音の小鼓を打つ姿も美しく、良いお芝居でした。

吉野のお話ということで、ロビーには奈良県の名産が販売されていました。


夫へのお土産はこちらにしました。
「きりこ」というお煎餅です。ミニサイズの歌舞伎揚げのようでしたが、黒胡椒が美味しかったです。ビールのおつまみにぴったりでした。

新しい国立劇場は2029年秋に再開されるそうです。そのころはどんな社会になっているでしょうか。

私はまだ元気でお芝居を行くことができるでしょうか?

この日の装い。

24℃になるというので、躊躇なく単重着物にしました。ちょっと春向きですが、劇場の中でも、電車の中でも適温でした。いちおうショールは持参したのですが、肌寒さも感じず必要ありませんでした。


劇場では、袷に長羽織の人も見かけましたが、暑くはなかったかしら?

帯は焦げ茶に白、緑、青、ピンクなどが織り込まれているもの。金も少し入っています。

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「一日一句」

花あふれ 未来につながる 劇場へ



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