2023年9月11日月曜日

【旅の川と橋】角館町 桧木内川

昔から、角館(かくのだて)の武家屋敷になんとなく憬れていました。それで角館にも寄る今回の東北ツアーを申し込んだわけです。

団体旅行はきらいなのですが、角館には桧木内川(ひのきないかわ)という川が流れているので、そこを歩いてみようと思いました。

角館町は、かつては秋田県仙北郡に属していました。「平成の大合併」のためか分かりませんが、2005年には田沢湖町、西木町と合併して、仙北市となったそうです。私には、なんとなく聞き覚えのない名前でした。

そこに流れる桧木内川は、雄物川水系になります。

角館は桜の名所として有名ですが、その桜並木は桧木内川に沿って2キロほど続き、日本さくら名所100選にも選ばれているそうです。

桜の季節には、多くの観光客が、この桧木内川沿いを歩くのでしょうね。

(写真は角館観光協会より拝借しました)

さて角館の自由時間は、ランチも含めて2時間と少なく、のんびりと歩くわけには行きませんでした。

食後は、まずは桧木内川を見つけました。

桜の季節ならば大勢の人が歩いている場所でしょうが、その時は真夏のカンカン照り。歩いている人は殆どいませんでした。

こちらはツアーガイドさんから貰った案内図です。桜シーズンの余りもの?なので、ピンクの花の絵がきれいに描かれていました。これを片手に歩きました。

とにかく暑かったので、桜の葉の生い茂る日蔭を探して横町橋まで歩きました。

はい、見つけました。

横町橋は、赤く塗られたきれいな橋でした。


川幅が結構広くて壮大なので、ちょっと意外な感じがしました。

ここには「桧木内川 河川緑地 仙北市」と書かれた標識がありました。


川の北側にある古城橋、南側にある内川橋までの距離が書かれていました。

南の方角に歩いていくことにしました。

こんな道を、てくてくと歩きました。観光ではなくて、ハイキングでもしている気分でした。


内川橋へ到着。

こちらは白い橋でした。ちょっと錆びていましたが。

この時は本当に暑くて、信じられないほどの汗が滝のようにタラタラと流れて、ふらふらになりそうでした。

おまけにこの先は日影がほとんどないと分かり、川歩きはここで終了。

その後、普通の観光客のように昔の商人の町や、武家の町を歩いたのでした。

橋は2つだけしか見ることができませんでしたが、真夏の炎天下、角館であの桧木内川と橋に巡り会えただけで満足したのでした。

自己満足の足あとでした。

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「一日一句」

桧木内 桜のころとは 大違い


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